オリンピック期間、エクアドルが最も沸いた瞬間

本日、エクアドルが湧きました。
エクアドルのオリンピック熱の低さに若干不満を持っていましたが、本日は大満足でした。

本日、世界中が２００ｍ決勝に出場するボルト選手に注目する中、エクアドルはQUIÑÓNES（キニョネス）という選手の走りに沸きました。

２００ｍ準決勝の様子。
右はボルト選手、左がキニョネス選手。

キニョネス選手とは、エクアドル史上初めて２００ｍの決勝進出を果たした22歳のエクアドル人です。

彼が準決勝に進出した頃から、ニュースでキニョネス選手をよく見かけました。そして、決勝に進出した瞬間、彼はエクアドル中の超有名人になりました。

私の職場は朝からその話題で持ちきり。そして決勝がはじまる14時半になると誰が声をかけた訳でもなく、みんなロビーに集まってきました。

レース前、テレビに注目する同僚たち。

今まで、オリンピックの「オ」の字も出てこなかった職場でしたが、キニョネス選手のおかげでオリンピック熱急上昇！エクアドル人のそんな所、大好きです。

そしていよいよスタート！おしゃべり好きのエクアドル人が沈黙・・・・20秒間エクアドル中が静まり返った気がしました。

結果はボルト選手1位、キニョネス選手7位！

メダルは取れませんでしたが、キニョネス選手の健闘をみんなで称えました。ロンドンオリンピック期間でエクアドルが最も沸いた瞬間でした。