2012年4月30日月曜日

エクアドル学生の日本語弁論大会

カトリカ大学で行われた日本文化イベントのメインは「日本語弁論大会」です。
日本語学科の学生が、日本語で自分の将来についてスピーチします!
こんな感じ!
けっこう立派な大会でした。
私たちボランティアは、本大会に出場するため選考会にも参加しました。本大会の審査委員は日本大使館の人々が行いました。どうやら、高尚な大会だったみたいです。

この大会を視聴して思ったことは二つあります。

一つ目は、外国人が日本語を話すことの難しさです。みんな上手くスピーチしていましたが、エクアドル人が日本語を話すことの困難さを改めて感じました。だからこそ逆に、習字に対する興味、関心が大きいのだと思います。

二つ目は、外国人が日本に興味を持ってくれていることが大変心地よいということです。自分の国の文化に興味を持ってもらうことはこんなにもうれしいものなのだと感じました。今後、エクアドル人とコミュニケーションを上手くとっていくためにも、私自身、エクアドルについてもっと勉強していかなければならないと感じました。

優勝者のスピーチの内容に、「言葉は異文化を結びつける」という内容がありました。
エクアドル支部長、本日から心を入れ替えてスペイン語勉強がんばります。

最後に、時間のある方は3位を獲得した学生のスピーチを聞いてみてください。迫力満点です。




2012年4月29日日曜日

カトリカ大学での日本文化紹介

本日、エクアドルの首都キトにあるカトリカ大学で日本文化紹介イベントが行われました。カとリカ大学には日本語学科があり、多くのエクアドル人が日本語を学んでいます。

イベントには様々なブースがありました。
折り紙コーナー

日本語学科の学生のコスプレ。
この衣装は、豊臣秀吉をイメージしているらしい。
どこが???

着物体験コーナー。

お好み焼きコーナー。

その日本語学科に、日本人の先生がおり、エクアドルのボランティアに声がかかりました。みんな各ブースで大活躍。

私は、そのイベントを盛り上げるべく、習字コーナーで、得意の「当て字」を行いました。
こんな感じのブース。
一人一枚0,5ドル。けっこうな額にもかかわらず、行列ができました。

まず、名前を聞いて、当て字を書きます。
GUSTAVO(グスターボ) → 具数多球

字の説明をスペイン語で行います。
具 → 具体的な
数 → 数の
多 → 多くの
球 → ボール
こんな適当な当て字でも、心を込めて書くと喜んでもらえるものです。この習字コーナーで、相当な売り上げを記録しました。日本文化のパワーを感じました。日本人でよかったと心底思いました。

明日は、この学生達の弁論大会の様子について書く予定です。

2012年4月28日土曜日

エクアドルの誕生日会


先日4月26日は私の30歳の誕生日でした。
2年前までは、まさか30歳の誕生日をエクアドルで過ごすことになるとは夢にも見ていませんでした。そして、こんなに大人の貫禄がないまま30歳に突入するとは思いもしませんでした。

そんなエクアドル支部長は、この日二つのエクアドルの誕生日文化を経験しました。
26日の朝、職場の同僚が手作りケーキを作って登場。そして同じビルの同僚達が集まってくれました。日本と同じようにバースデーソング、ろうそく消しの順序でしたが次が違いました。

同僚が「ゲンキ、写真撮るからケーキにかぶりついてるみたいにポーズをとって」といいました。そしてポーズをとると、二人かかりでケーキに顔を突っ込まれました。
ケーキまみれの30歳
これは、MUERDE DE PASTEL(ムエル デ パステル)という、ケーキに顔をうずめる文化です。私の皮膚油がついた部分は、私一人で食べました。

その日の夜、エクアドルの友人がお祝いしてくれました。みんなで、たっぷりお酒を飲んだ後、CUERIAR(クエリアール)というお祝いをしてもらいました。
みんな皮ベルトで、誕生日の人のケツを誕生日の数だけたたきます。
現在、私のケツはくっきりベルトの後がついてます。
昨日は、お酒の影響で感覚が麻痺していましたが、本日、最高に痛いです。

エクアドルの誕生日文化を二つ経験できた30歳のバースデーは、一生忘れられない一日になりました。


2012年4月26日木曜日

エクアドルの交差点

エクアドルに交通事情について2つ驚いたことがあります。一つ目は、ほとんどの道が一方通行なこと。二つ目は、信号が少ないことです。

私の住むリオバンバ市には、大量の車が走っているのにも関わらず信号は数えるほどしかありません。どんな感じで車が交差点を行き来してるかというと以下の感じです。
こんな感じで、車が交差点を行き来します。r
このような場所をスペイン語でREDONDEL(レドンデル)と言います。意味は、「円」です。このレドンデルの交通ルールは、円の内側を走る車が優先ということです。いつもクラクションの嵐ですが、まだ事故を起こした車を見たことはありません。エクアドル人すごいです。せっかちな運転手が多い、エクアドルには信号よりレドンデルのほうが合っているみたいです。

暇な方は、映像も見てください。

2012年4月25日水曜日

インディヘナの雨対策

昨日は「エクアドル人は傘をささない」という内容を書きました。今日は、いつも帽子をかぶっているインディヘナが雨の時どうするのか?について書きます。
タクシーを待つ、インディヘナと私の同僚。
こんな感じでインディヘナの人々は常に帽子をかぶっています。
こんな感じで民族衣装には帽子が欠かせないインディヘナは雨が降ると以下の写真のように変身します。
ジャガイモを売るインディヘナ
こんな感じで、スーパーのごみ袋を帽子にかぶせます。傘はささないのにすべてのインディヘナは帽子だけは守ります。彼らにとって帽子はとても大切なものみたいです。インディヘナの民族魂を感じます。

2012年4月24日火曜日

エクアドルのひょう

私の住むリオバンバは現在雨期です。一日に一回は必ずと言っていいほど雨が降ります。標高2750mあるので、ひょうが降ることも頻繁にあります。日本にいる時はひょうを見たら珍しく感じていましたが、こっちに来ると頻繁に見かけるので慣れてしまいました。しかも、その粒がけっこうでかいんです。



小さな飴玉のようなひょう
この大粒のひょうがすごい音をたてて降ってきます。先日同僚のベランダの屋根が破壊されました。しかし彼女は笑っていました。「なんで?」

雨期になって強く思うことですが、エクアドル人はあまり傘をさしません。雨宿りするか、バスに乗るか、走ってます。エクアドル人に「なぜ傘をささないのか」と質問すると、「なんでやろな~?」と言っていました。「なんで?」

2012年4月23日月曜日

エクアドルの釣り

昨日、SANGAYに行ったとき同僚の家族が湖で釣りをしました。

エクアドルには多くの川や湖があるにも関わらず、エクアドルで釣りをしている人を見かけたことはありませんでした。釣りがBBQの次に続く趣味のエクアドル支部長にとっては、今回の釣り見物は興味深々でした。

リオバンバで唯一を思われる釣具屋に行き1年ぶりに釣竿を目にしました。釣り好きは、釣具屋に行って竿を見るだけで興奮してしまいます。昨日、火山について熱く語ってくれた彼は、そこで釣り糸とルアーを購入しました。彼の今回の旅の一番の目的は、TRUCHAテュルチャ(マス)を釣ることです。彼は移動中の車内でずっと仕掛けを作っていました。

そして午後3時ころ、彼と彼の兄が釣りを開始!そこで驚いたのが、彼らは釣竿を使いませんでした。
カウボーイのように釣り糸を回し、その遠心力でルアーを飛ばします。

そして、手で糸をあやつります。

彼はこの作業を1時間ひたすら繰り返していました。私は湖の周りの芝が気持ちよくて、昼寝をしてしまいました。1時間後目覚めた時もひたすら同じ作業を繰り返していました。坊主(釣果なし)でした。しかも、彼はサングラスをどこかで落としてしまったようです。かわいそうに!

日本に帰国するまでに、このエクアドル流の釣り方で、一匹は魚を釣り上げたいと思います。

2012年4月22日日曜日

SANGAY

今日は私の住むRIOBAMBAの独立記念日でした。そのため、リオバンバ中の人々がパレードの行われる場所へ朝から向かっていました。そんな中、私は同僚の家族と一緒にSANGAY(サンガイ)という場所にある国立公園へ向かいました。私の家族は「なぜパレードに行かないんだ?」と怒り気味で最後まで私を誘ってくれました。パレードも見たかったのですが、SANGAYの方が行きたかったんです。

SANGAYの国立公園は、リオバンバからクルマで1時間半の場所にあります。そこの見どころは、標高4000mにある湖と山と滝が織り成す美しい景色です。
標高4300m地点。富士山より高い場所に湖がたくさんありました。

山の中腹を通っているのが車道です。

車道の脇に、こんな滝がたくさんありました。
なぜ、こんなに高い場所に湖ができるのか疑問に思い同僚に質問しました。すると同僚の弟が「まってました」とばかりに説明してくれました。彼は、ガイド並みの知識を持っているのです。

ここSANGAYにある山は、すべて活火山だったそうです。その火口のくぼみに水がたまって、これらの湖ができたそうです。自然ってすごい!

そして、以下の石を拾い、しばらくSANGAYについて熱く語ってくれました。
木のかけらみたいな石。
この石は、いくつもの層からできていました。まるでミルフィーユです。これは、火山の噴火によって、溶岩や火山灰が重なって構成された石だそうです。すごい歴史を感じる石でした。継続は力なりです。
そんな長い歴史で構成された場所で、すぐに挫折したロッククライミングをしました。
これ1mも登っていません。私もあの石のような人間になりたいものです。

2012年4月21日土曜日

ダンスはじめました

以前、ロッククライミング教室に通っているというブログを書きましたが、かれこれ6か月岩を掴んでいません。挫折しました。

そんな飽き性のエクアドル支部長が最近、通い始めたのがAEROBIC(アエロビク)です。エクアドル人の大好きなダンスを基調にしたエアロビクスです。
はじめはSALSA教室に通いたいと思っていたのですが、いい場所が見つかりませんでした。ある日、それっぽい教室に入ってみるとやっていたのがエアロビクスです。そんなきっかけで始めたのが、サルサ、メレンゲ、レゲトンなどの曲に合わせて踊るエアロビクスです。運動にもあるし、ラテンのリズムも身に付くという一石二鳥の習い事に現在はまっています。
エアロビクスの様子。
体格のいい方が多いです。いや全員です。
エクアドルには、このような教室が多く存在します。その理由は二つあると思います。
① エクアドル人はダンスが好き。
② 肥満で悩む人が多い。

この教室に通う人は、9割肥満体型です。失礼な話ですが事実なんです。しかし、彼らのリズム感はすばらしいものがあります。間違いなく私が、一番踊れそうな体型なのに、一番下手くそです。エクアドル生活も残り約300日。太っていないエクアドル人を目指して、ラテンのリズムを身に付けていきたいと思います。もう挫折はしません。

2012年4月20日金曜日

エクアドルのパトカーと白バイ

今日はエクアドルのパトカーと白バイを紹介します。
エクアドルのパトカーは全てこのタイプの車です。
シボレーのピックアップ。
一回は乗ってみたいものです。
白バイはこんな感じです。

SUZUKIの400cc
パトカーはシボレーのピックアップで統一されていますが、バイクはいろいろな種類があります。KAWASAKIの黒色のバイクや、HONDAの175ccなど。どれも日本のメーカーってところがバイク好きのエクアドル支部長としてはうれしいポイントです。
KAWASAKIの警察バイク
エクアドルにも、もちろんバイクは売っています。しかし、バイク屋は少なく、電気屋にバイクが売っています。日本では聞いたことのないメーカーばかりです。しかも100ドル以下(8000円以下)で買える新車バイクがたくさんあります。

エクアドルのバイク好きのあこがれは、やはりSUZUKI、KAWASAKI、HONDAです。そんな彼らに「私は日本にいるときSUZUKIの単車に乗っていた」と言うと尊敬のまなざしで私を見てくれます。日本人でよかったと感じる一瞬です。

先日、そんなバイク好きの友人にバイクで自宅まで送ってもらいました。初めヘルメットなしで出発しようとしたので、「ヘルメットかぶりたい」と訴えると、彼のかぶっていたヘルメットを渡してくれました。運転手がノーヘルのまま出発です。そして200m進んだところで警察に止められました。「あ~あ、違反や」と思いました。すると警察は、「バイクの証明書はあるか」と尋ねました。すると彼は「家にあるけど、登録ナンバーはわかる」と応えました。盗難バイクについて調べているそうです。警察は登録ナンバーを無線で誰かに伝え登録番号を確認し、「協力ありがとう。気を付けて!」と言って私たちを見送りました。私の頭の中は{????」でした。

エクアドルの死亡数の1位が「交通事故」らしいです。なんかその事実が納得できる一コマでした。

2012年4月19日木曜日

GUANÄBANA

エクアドルのフルーツ屋で、常に圧倒的な存在感で陳列されているのがGUANÄBANA(グアナバナ)です。
グアナバナ。
なんか強そう。

中は白色。
先日、レストランの店員に勧められグアナバナジュースを飲みました。このジュースがとても飲みやすく最高においしかったんです。外見からは想像できないやさしい口当たりなので、どんどん飲んでしまいます。
飲みやす過ぎたので、写真を撮り忘れてしまいました。
ジュースの色は白色。
エクアドルのジュース屋ならどこでも飲むことができるので、南米旅行の際はお試しください。

2012年4月18日水曜日

REMOLACHA

自分がAJI(唐辛子)アレルギーということを知っていながら、唐辛子ソースが食べたくなり、ついつうい食べてしまい、本日も全身に発疹が出てしまった食いしん坊なエクアドル支部長です。

エクアドルの食卓によく出てくる野菜の一つに「REMOLACHA(レモラチャ)」があります。
REMOLACHA。
濃ーい赤色!
日本ではサトウダイコンと呼ばれている野菜みたいです。私は、このREMOLACHAが大好きです。これがエクアドルのお米とよく合います。一つのお皿に、ご飯、REMOLACHA、肉がのって出てきたときには、生唾ものです。歯ごたえは、カブに似ていて、やさしい甘さがあります。
こんな感じに変身して、お口に入ります。
決して福伸漬ではありません。
料理方法は、よく洗った後、熱湯で茹で、そして細かく切るだけだそうです。日本にもあるんでしょうか?このおいしい野菜。

2012年4月17日火曜日

エクアドルのCD、DVD事情

エクアドルにはCDやDVDを売っている店が多く存在します。TSUTAYAのようなレンタル店は存在しません。なぜなら、CD、DVDの販売価格が1$(80円)だからです。
私の購入したCDとDVD。
左がSALSAのCD。右が映画のDVD。
なぜ、1$なのかはパッケージを開けるとすぐにわかりました。すべてコピーのCDとDVDなんです。家族に「違法コピーとちがうのか?」と質問すると、なんで違法?って表情をしながら、「違うと思う。」と教えてくれました。すべての店がコピー品を売っているのだから違法ではないのだと思います。これが違法だという感覚は、日本人だからなのでしょうか?国が違えば常識も違うんだと改めて感じました。

ある人の話では、以前、エクアドルの歌手がCDコピーの件でストライキを起こしたそうです。そらそうです。

しかし、お金のあまりない私たちボランティアにとってはありがたい話です。帰国するまでにスペイン語の映画を普通に楽しめるようになりたいものです。そのためにも1$DVDに今後ともお世話になろうと思います。GRACIAS(ありがとう) ECUADOR。

2012年4月16日月曜日

エクアドルの池乃めだかさん

エクアドルでの生活での私の一番の悩みは「原因不明の発疹」です。虫か疲れか原因がよくわからない発疹が出来ては治ってを9か月間繰り返してきました。お恥ずかしい話ですが、全身に発疹の跡が面白い位残ってます。エクアドルでの生活の価値ある証やと自分に言い聞かせています。

先日も原因不明の発疹が全身に出ました。完全に発疹慣れしている私は「またいつものやつか~」と思って夜ご飯を家族と食べていると、パパがシャツから私の発疹を発見。言われるがままに発疹を披露すると顔色を変えて「お前は何やってんだ!救急で病院や」と言い、私を病院へ連れて行ってくれました。

そして、軽く診察を受け、医師は迷わず「とりあえず注射しよ」と言いました。リオバンバの人々は体調崩したらとりあえず注射をする傾向があります。ちょっと風邪ひいたら注射って感じです。その習慣がない私はどうも慣れません。
この日から3連続でケツに注射を打ちました。私の汚いケツ3夜連続で見ることになったのは、この医師です。
手前の医師。なんか面白い。
この医師、かなりおもしろかったんです。多分身長150cm、ひげ、ハスキーボイス。はじめ見たときから、「エクアドル池乃めだかさんや」と思いました。漫画みたいなキャラクターでした。

私の発疹が引いたのは、注射ではなく彼の濃いキャラクターのおかげやと思います。

2012年4月15日日曜日

エクアドルフルーツ ~ZAPOTE~

先日、同期の隊員が面白いフルーツを海岸地帯で買ってきて食べさせてくれました。それは「ZAPOTE(サポテ)」という土色のフルーツです。
ZAPOTE。
夏みかん位の大きさ!独特の存在感。
別名チューインガムの木と言われています。熱帯アメリカ原産で、ZAPOTEが生る木の樹液からガムの原料のCHICLE(チクレ)が採れるそうです。

このフルーツは以下のように包丁で切って頂きます。
中はおいしそうなオレンジ色。
このZAPOTEは、柿とマンゴーを足して2で割った味です。
「(柿+マンゴー)÷2=ZAPOTE」という表現がばっちり当てはまる味です。
想像してみてください。・・・・・・そうです、かなり美味しいんです。
先日、さっそく自分でも買って食べました。エクアドル支部長、今、ZAPOTEにはまってます。

2012年4月14日土曜日

DÏA DE MAESTRO ~先生の日~

本日4月13日、私の住むリオバンバは「先生の日」でした。スペイン語でDÏA DE MAESTRO(ディア デ マエストロ)と言います。そのため多くの学校は休みで、先生達は様々なイベントを行いました。

しかし、今朝私のテンションは最低でした。なぜなら大嫌いだった学校のイベントに参加しなければならなかったからです。

私は、今まで30回位いろいろな小学校で算数授業研修会を行ってきました。うまくいくときもあれば失敗するときもあり、毎回緊張MAXで研修会講師を務めています。この大嫌いな学校は、30回の研修中でも最低の雰囲気で途中逃げたくなった所です。その学校のイベントに招待されてしまったのです。行きたくなかったですが、お世話になっている指導主事さんからのお誘いだったので仕方なく参加しました。

会場に着くと、まさかの来賓席に座らされました。そして、ディア デ マエストロのイベントを見物していました。
イベントの様子。
イベントを観察していくうちになんとなく、「先生の日」の意味が分かってきました。どうやら、先生に感謝する日だそうです。子どもたちは感謝の言葉や歌を先生に捧げていました。元小学校教諭の私は、「いい日やん」っと心の中で思いました。
校長先生が教職員に感謝の言葉をかけながら粗品を渡していきます。
いい日やん!
そろそろ終盤と思われた頃、サプライズがありました。

いきなり「GENKI NAKAE」と呼ばれ、校長先生の待つ前方に誘導されました。研修会ではあんなにやる気がなかった教職員も拍手で迎えてくれています。そして、「研修会ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」という内容の言葉をもらい、豪華なプレゼントをいくつもいただきました。初めは、心の中で「なんで??????」と思いましたが、あまりに豪華なプレゼントのおかげで「?」はなくなりました。そして、全員から大きな拍手をいただきました。
プレゼント。手前から人形、キーホルダー、さし棒、感謝状、エクアドルカバン。
今、この人形は私の部屋の一番目立つところに飾っています。この人形のおかげで嫌いな学校がなくなりました。

「先生の日」はいい日でした

2012年4月13日金曜日

チンボラソ山 ~自転車下りツアー~

SEMANASANTA週間の金曜日に日本人5人でチンボラソ山自転車下りツアーに参加しました。標高6268mの高さを生かしたエクアドルならではのツアーです。とびっきり楽しかったので写真満載で紹介します。
リオバンバから車に乗ってチンボラソ山まで移動!

車を降り、標高5000m付近まで登山。
ツアーで一緒になったメンバー!こいつらがまたみんなええ奴ばっかり。
左の黒人はギニア人。右の外国人女性はスイス人。
なんと標高5000m付近でインディヘナの人々がSEMANASANTAのためミサを行ってました。
彼らは3日間絶食していたそうです。私たちはこのすぐ後にたらふく昼食を食べたというのに。

昼食後、自転車に乗り換えて下山開始!標高4000mまでは、ひたすら霧でした。

背後にチンボラソ山を感じながらゆるやかな坂をひたすら下っていきます。

気持ち良すぎて、口が半開きのエクアドル支部長。

さすがエクアドルって感じの景色の中をひたすら自転車下っていきます。

自分が自然の一部になったような不思議な感覚を味わいました。

下山開始2時間半くらいで休憩。ひたすら自転車に乗っているのに、不思議に疲れてませんでした。

自転車注意のマーク。
ゆるやかな坂道でスピード出してしまう気持ちはわかります。

下山開始4時間後、AMBATOという街でゴール。ギニア人は「FANTÁSTICOファンタスティコ(すばらしい)」
という言葉をしきりに繰り返していました。
このエクアドルの自然を生かしたツアーは、まさしくFANTÁSTICOでした。エクアドルの魅力をまた一つ見つけることができました。