2012年4月22日日曜日

SANGAY

今日は私の住むRIOBAMBAの独立記念日でした。そのため、リオバンバ中の人々がパレードの行われる場所へ朝から向かっていました。そんな中、私は同僚の家族と一緒にSANGAY(サンガイ)という場所にある国立公園へ向かいました。私の家族は「なぜパレードに行かないんだ?」と怒り気味で最後まで私を誘ってくれました。パレードも見たかったのですが、SANGAYの方が行きたかったんです。

SANGAYの国立公園は、リオバンバからクルマで1時間半の場所にあります。そこの見どころは、標高4000mにある湖と山と滝が織り成す美しい景色です。
標高4300m地点。富士山より高い場所に湖がたくさんありました。

山の中腹を通っているのが車道です。

車道の脇に、こんな滝がたくさんありました。
なぜ、こんなに高い場所に湖ができるのか疑問に思い同僚に質問しました。すると同僚の弟が「まってました」とばかりに説明してくれました。彼は、ガイド並みの知識を持っているのです。

ここSANGAYにある山は、すべて活火山だったそうです。その火口のくぼみに水がたまって、これらの湖ができたそうです。自然ってすごい!

そして、以下の石を拾い、しばらくSANGAYについて熱く語ってくれました。
木のかけらみたいな石。
この石は、いくつもの層からできていました。まるでミルフィーユです。これは、火山の噴火によって、溶岩や火山灰が重なって構成された石だそうです。すごい歴史を感じる石でした。継続は力なりです。
そんな長い歴史で構成された場所で、すぐに挫折したロッククライミングをしました。
これ1mも登っていません。私もあの石のような人間になりたいものです。

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