2011年10月30日日曜日

フルーツ紹介~GRANADILLA~

本日は、GRANADILLA(グラナディジャ)に紹介します。馴染みの果物屋に、見たことのないビジュアルの黄色い果物が置いてあったので1$分購入しました。
GRANADILLA
見た目は、みかんに似ていますが、皮はツルツルしていてみかんよりひと回り大きいです。
買ったものの、どのように食べるのかわかりませんでした。そして、とりあえず割ってみると、これまた見たこのないビジュアルの果実が現れました。
GRANADILLAの中身
まるで、カエルの卵です。食べれそうなところは、この卵しかないので、思い切って食べてみました。

すると、絶品でした!

黒い部分は種です。その周りの半透明の部分が、甘酸っぱくておいしいんです。私は種も一緒に食べましたが、人によっては種を食べないそうです。
GRANADILLOおいしいです。しかし、食べられる部分は少しなのでコストパフフォーマンスは低いです。もし、南米でグナダディジョを見かけたら、ちょっと試してみて下さい。

2011年10月29日土曜日

エクアドルの車事情

エクアドルでは、こんな車をよくみかけます。
ガラスに注目
車の後部ガラスには「SE VENDE」と書いてます。「この車売ってます」という意味です。その下には電話番号が書いてあります。このような張り紙をしている車がとにかく多いです。業者に車を売るのではなく、個人個人で車の売り買いの交渉をする文化が定着しているのだと思います。面白い文化です。
 また、エクアドルは車両規制がゆるいのか、日本より個性にとんだ車が多いです。目立つ車を見つけたらシャッターを押しています。そんな私のコレクションの中から、アンティーク部門の車を紹介します。
昔のハリウッド映画に出てきそう。

この存在感!一番、目立ってました。

日本だと規制にひっかかりそう。リッター何キロで走るんでしょうか。

 日々、魅力的な車を見ることが出来ます。自然の車博物館です。また、エクアドルらしい車を小出しに紹介していきます。

2011年10月28日金曜日

huecobamba

Riobamba(リオバンバ)の道はガタガタです。そのため、地元の人はHUECOBAMBA(ウエコバンバ)と言います。HUECOとは穴という意味です。洒落た名前です。
HUECOBAMBAの道。右半分は走行困難
ドライブ中に車内でジュースを飲むと大変なことになります。バスに乗っているとき、乗客のお尻が一斉に宙に浮いたりします。私にとっては面白映像ですが、みんな平然としています。

道の影響だけではありませんが、先日、タクシーで驚きの経験をしました。
私の乗ったタクシーの運転手は、エクアドル人には珍しく安全運転でした。HUECOがあれば、スピードを落として、慎重に走ってくれます。

しかし、彼は慎重すぎる運転手でした。
なんと、曲がり角の度に、胸に十字架をかいてブツブツ唱えてます。神に安全をお願いするのは個人の勝手ですが、乗客からすると不安すぎます。もっと堂々と運転してほしいものです。けど、途中から面白くなって運転手をずっと観察していました。いろいろな人がいるもんです。おかげで、HUECOは全く気にならず目的地に到着することができました。

2011年10月27日木曜日

洋ナシ

 最近、私のマイブームはMERCADO(メルカド)のお気に入りの店に行って、1ドル分のフルーツを買うことです。エクアドルはたくさんのフルーツがあるので、その店のフルーツを全て制覇するのにはかなりの時間を要すると思われます。
 先日、その果物屋で「西洋ナシ」を買いました。スペイン語でPERA(ペラ)と言います。
PERA 大きさは握りこぶし位
文句ナシにおいしかったです。日本のナシと味は似ていますが、水分が大量に含まれています。ジューシーすぎて、Tシャツが汚れてしまいました。また、上部のヘタ以外はすべて食べられのも最高です。サクランボ感覚です。
 このPERAという単語は、いろいろな意味があります。西洋ナシ以外に、「あご」という意味もあります。このように、スペイン語は一つの単語が、いろいろな意味を持っています。特に、色や形からいろいろな意味に派生しています。だからスペイン語は面白い。フルーツをたくさん食べる中で、語彙も増やしていこうと思います。
かなり、しゃくれてます。

2011年10月26日水曜日

エクアドルのパン事情

エクアドルのパンはおいいしいです。ほんまに「パン」って感じのパンです。わかりやすい説明ですみません。エクアドルのパン屋さんの店内はこんな感じです。
パン屋の陳列棚

エクアドルのパン屋の店内は日本のパン屋の店内と雰囲気が違います。パン色一色です。日本のように、サンドイッチやメロンパンはありません。素朴なパンが店内を埋め尽くしています。
同じように見えるパンでも少しずつ違います。中にチーズが入っていたり、砂糖が少しかかっていたり・・・。以上です(笑)

その多くの種類の中でも私のお気に入りが「pan integral(パン インテグラル)」です。無精白(全粒粉)のパンという意味です。
pan integral
全粒粉なので、かぶりついた途端、麦の香りが思い切り広がります。混じりっけなしの麦の味もまたいい感じです。

エクアドルでは夜に、ご飯ではなく「merienda(メリエンダ)」をとる家庭が多いです。メリエンダとは「おやつ」という意味です。パンとコーヒーで夕飯代わりにするということです。そして、翌朝も朝食としてパンとコーヒーをとるわけですから、パンの消費量は日本と比べものになりません。パンを頻繁に食べるエクアドル人にとっては、素朴なパンが飽きずに食べることのできる最高のメリエンダなのかもしれません。

私も飽きずに、毎朝、同じ店で同じパンを4個食べてます。

2011年10月25日火曜日

エクアドルの子供事情

 先日、小学生と話しているときに不思議な質問をされたので紹介します。

 エクアドル小学生は日本の子供と同じような質問を私にします。それは、「先生結婚してるん?」です。そして、「していない」と答えると、「まだ、してへんの~!やばいな!」ときついツッコミを入れてきます。ここまでの、流れはエクアドルも日本も同じです。

 しかし、ここからの展開がエクアドルと日本では大きく違います。
エクアドル小学生は次にこう質問してきました。「子供は何人いるの?」です。

頭の中が???になりました。

 質問の流れがおかしい。スペイン語がうまく聞き取れていないのかと思い、聴き直しても「cuanto hijos tiene?」と同じ質問をしてきます。

 そして、「いない。」と答えると、「エ~ッ!!!」と関西の小学生顔負けのリアクションをしました。
そうです。エクアドルでは、30歳の私が結婚してないことよりも、子供がいないことに驚きます。

 確かに、未婚で子供がいる男性や女性が本当に多いです。国が違えばいろんなことが違います。ほんまに、エクアドル生活おもろいです。

2011年10月24日月曜日

Toltilla de papas

私がエクアドル料理の中で、日本のBBQに生かしたい食べ物は「Toltilla de papas(トルティージャ デ パパス」です。
以前、同僚の家で食べたトルティージャでとてもおいしかったので、昨日、作り方を教わりにいきました。日本にある食材で簡単に作れるので紹介します。BBQ協会の方、必見です。

Toltilla de papas のレシピ
① ジャガイモは皮をむいて、かぶる位の水でやわらかく茹でる。茹で汁を捨て、強火にかけ水分を飛ばす。
② マッシャ-などでつぶし、塩を加える。(ここまでは、コロッケと同じ)
③ ②に卵とゴマ油みたいなものを加えてまぜる。
オレンジ色の油は日本ではみたことないものでした。多分、オリーブオイルかごま油で代用できます。
④ ③を適量とり、中にQUESO FRESCO(フレッシュチーズ)を入れて、円盤状にまとめる。
チーズは細かくちぎってからたっぷり入れます。おやきみたいな感じ

⑤ フライパンに油をひいて、焦げ目を付けて完成。

トルティージャと肉の煮込みとリモラチャ
トルティージャは肉との相性抜群です。

エクアドル支部長が日本でBBQするなら~妄想編①~」

①トルティージャを自宅で下準備。
②野外で鉄板の上でトルティージャを焼く。
③ペッパーステーキを焼く。
④トルティージャの上にペッパーステーキ載せて完成!
⑤あまりのおいしさにBBQ参加者が笑顔になる。

エクアドル式「幸せの方程式」の完成です。

2011年10月22日土曜日

エクアドルのチーズ事情

 エクアドルのスーパーには決まってチーズコーナーがあります。ちなみに、スペイン語でチーズのことを「QUESO(ケソ)」と言います。
 ケソと日本のチーズとの大きな違いは2つあります。
 一つ目は、ケソはデカイです。全部がドカーンです。「切れてるチーズ」などはなく、すべてズッシリした塊で売っています。
スポンジケーキの様に、大きな円柱状で売ってます。

 二つ目は、ほとんどがフレッシュチーズだということです。私の浅はかな知識でチーズのことを語るのは申し訳ないですが、フレッシュチーズについて説明します。多分、フレッシュチーズは、高温殺菌処理がされていないチーズのことを言います。そのため、他のチーズに比べて水分が多く消費期限が短かいです。しかし、絶品です。発酵したチーズらしいにおいがたまりません。また、水分が多く含まれているため歯ごたえがあります。私はこのフレッシュチーズが大好きです。
さまざまなフレッシュチーズが陳列されています。スペイン語でフレッシュチーズのことを「Queso Fresco」と言います

 エクアドル人はチーズの消費量が多いように感じます。パンや焼きバナナと一緒に出てきたり、いろいろな料理に入ったりしているので、ケソが食卓に並ばないのは珍しいです。私が一番好きな食べ合わせは、パンとケソとモルタデラです。

 エクアドルのチーズ、超お勧めです。

2011年10月21日金曜日

チャポ

先日、職場の同僚が素朴なおやつを作ってくれました。その名前は「チャポ」です。
チャポは、素朴すぎて「おやつ」と言えるのかわかりませんが、超簡単で超おいしいので紹介します。
材料はマチカ(小麦粉を炒ったようなもの)・砂糖・インスタントコーヒーです。
作り方は、 コップ3分の1位に甘めのコーヒーを作ります。そして、そこにマチカを入れてかき混ぜたらチャポの完成です。
マチカ

コーヒーにマチカを投入して混ぜたらチャポの出来上がり
スタントコーヒーを作る感じで出来上がるチャポ。味は、なんとも表現しずらいです。あえて言うなら、湿ったきな粉です。この湿ったきな粉が、昔懐かしい感じで癖になる味です。

同僚は「私はチャポで育った」と言っていました。昔はリオバンバの多くの子供がチャポを食べていいました。当時は、おやつや朝食にパンではなくチャポを頻繁に食べていたそうです。 そして、それが貴重なエネルギー源だったそうです。

この日以来、私も頻繁にチャポを食べています。湿ったきな粉はなかなか飽きません。また、安く上がるのも私がチャポにはまっている要因です。

2011年10月20日木曜日

業務用三輪車!?

リオバンバで頻繁に見かける渋い乗り物を紹介します。
それは、自転車のような三輪車です。勝手に業務用三輪車と名づけました。
業務用三輪車
リオバンバでは、普通の二輪自転車よりこの三輪車のほうがよく見かけます。荷物や食材の運搬をしています。たまに人を乗せてTAXIみたいな役割もしています。なんでもありです。
この自転車について以前から疑問に思っていたことがありました。それは「どうやって曲がるのか?」ということです。前輪にタイヤが2個あり傾き辛い上、二つの前輪は前の荷台に固定されています。

???

先日、その業務用三輪車がカーブする瞬間を目撃しました。順を追って説明します。
①まず、運転手の目線を曲がる方向に向け、体を同じ方向に傾けます。
②すると、三輪車が緩やかなカーブを描き、その流れでハンドルをきります。
(スノーボードやスキーのターンのようなイメージで曲がっていました)

この運転手は鋭く直角に近いターンでリオバンバの風を切って走り去っていきました。かっこよすぎます。「惚れてまうやろ~!」

もし、許可が下りるなら日本にこの自転車を持って帰りたいです。
町並みに完全に溶け込んでいる業務用三輪車

2011年10月19日水曜日

お箸の文化

エクアドル人と会話をしていると、たいてい食文化の違いについての話題になります。その時、エクアドル人が特に興味を持つのが「お箸」と「魚の刺身」です。今日は、お箸について書いてみます。

私のオフィスの同僚たちも、お箸に異常な関心を抱いています。「玄己、PALILOS(パリジョス)はどう使うのだ」と質問されたのをきっかけに、お箸と豚の角煮を準備して会社に持って行き、「お箸の使い方講習会」を開きました。スペイン語では箸のことをパリジョスと言います。リオバンバにもちろんパリジョスは売ってないので、BBQ串を適当な大きさに切って、先を鉛筆削りでとんがらせてパリジョスをつくりました。
パリジョス講習会の様子
算数の講習会よりお箸の講習会を先に開くことになるとは夢にも思いませんでしたが、いい大人がみんなキャーキャー言うて盛り上がってくれました。

エクアドル人の箸の腕前は・・・・。

みんな驚くほど下手くそでした(笑)

お箸を使いながら、なぜか眉毛が動く人や、左手の小指がピーンと立ってしまう人など、爆笑映像満載の講習会でした。豚の角もなかなか口まで到達しません。まるでUFOキャッチャーのような光景がでした。

そして、ある同僚が私にこう質問しました。「日本人や中国人はなぜ箸をつかうのだ?」と。鋭すぎる質問です。しかし、講習会の講師が黙る訳にはいかないので、以下のように答えました。
「アジアには南米のように大量に豚や牛がいなかった。そのため、貴重な食材を薄く切って少しずついただく文化があった。その食文化にはナイフやフォークより、箸が適していた。」と。回答が適当だったかどうかは別にして、エクアドル人は納得していました。

だれか知っている人がいたら教えてください。

講習会の後半には、箸をうまく使いこなして満面の笑みを浮かべるエクアドル人が続出しました。


2011年10月18日火曜日

エクアドルの運動会

 今日、訪問した小学校が、たまたま運動会の日だったので、そのまま運動会参観させてもらいました。

 まず、運動会の開催場所に驚きました。立派な競技場です。
「オルメド スタジアム」  リオバンバのプロサッカーチームの本拠地です。
  子供たちはメインスタンドに座ります。各自、自分の出場種目が近づくと競技トラックまで降りて行きます。なぜか、保護者の2km走が最初の種目でした。

 そして一番驚いたのは、子供たちの座っているスタンドに売り子がお菓子を販売しにきたことです。
左のおばさんはアイスを売りに来てました。

 子供たちは、競技よりもこのお菓子が楽しみみたいで、いろいろなお菓子をここぞとばかり、食べていました。「食べ過ぎたら走れないぞ」と聞くと、「俺は走らないねん」という謎の答えが返ってきました。運動会なのに走らない??
 謎は突き詰めないとして、いろいろなお菓子を味見した感想を述べます。
「徹底的に甘くて、体に悪そうな味でした」

 運動会参観して思ったことは、「日本の運動会と菓子って、ほんまによく出来てるな~」ってことです。多分、日本の教員と菓子は世界NO,1のレベルです。

2011年10月17日月曜日

エクアドル魂

先週の木曜日、エクアドル魂を感じました。
朝の通勤の時から、「今日はエクアドル代表のサッカーユニフォームを着ている人が多いな~」と感じていました。
昼食の時、その理由がわかりました。
この日の夕方に「エクアドル代表VSベネズエラ代表」の試合があるのです。一緒に食べていた人たちは、豚肉にかぶりつきながらサッカーについて熱く語ってくれました。あまりの熱さに、やけどしそうになりました。

その日は、4時半に仕事が終わったので「ESCALADA(ロッククライミング)」のできるジムに行きました。その道中、普段と明らかに街の様子が違います。人が少ないのです。
私がジムに入るとロッククライマー達が、テレビにかぶりついてます。誰も登ってません(笑)。このジムだけでなく、ほかの店やレストランも商売そっちのけで、試合観戦していました。

私がある一人のスタッフに「どっちが勝ってるの」と聞くと、6,7人が「エクアドルが2対0でリードしている」とすごい勢いで答えてくれました。みんな満面の笑み。私も少し試合観戦してましたが、壁も登りたかったので途中でその場を離れました。

貸切のジムでのトレーニングから帰宅すると、家族みんな、テンションやたら高いです。エクアドルのサッカーについて質問すると、すごい速さで話してくれました。多分、エクアドルのサッカーは強いと言っていたのだと思いますが、ほとんど聞き取れませんでした。

エクアドル人のサッカーに対する情熱、半端ないです。
エクアドル代表ユニフォーム
次の試合までに、ユニフォーム買えるように節約生活しています。


2011年10月16日日曜日

キチュア語

 エクアドルは食べ物がおいしいことはもちろん、文化も大変興味深いものがあります。
特に、インディヘナの文化が面白いです。
インディヘナの衣装
普段着がこの衣装です。
 インディヘナ(原住民)の人たちは、写真のような衣装を着ています。街中にインディヘナの店や施設があったり、山奥ではインディヘナの村があったりします。インディヘナの中でも地方によって文化や衣装の違いがあるそうです。
写真のように、場所によって衣装や呼び名に違いがあります。
 一般的な南米の文化とは異なる習慣を持っているインディヘナの人々が、エクアドルの一つの文化を構成している状態が、私にとっては魅力的です。その最たるものが「キチュア語」です。(ケチュア語やらいろいろ言い方や種類があるみたいですが。。。)

 キチュアとは、原住民であるインディヘナの人々が使っていた言語です。スペイン人が南米に侵略してきてから、エクアドルではスペイン語が話されるようになりました。現在、エクアドル人は、キチュア語を交えたスペイン語でコミュニケーションをとっています。

 例えば、私の家族は、寒いとき「アチャチャイ」と言います。スペイン語では「TENGO FRIO(テンゴフリオ)」ですが、「ACHACHAI」というキチュア語を頻繁に使います。その他、パパ(父)はカルネと言ったりします。とても面白い文化やと思います。

 日本に帰国するときには、キチュア語も話せるようになっていたいと思います。
 

2011年10月15日土曜日

エクアドルのスーパー

 エクアドルのスーパーマーケットでの日常風景。
大量の食材
レジに並んでいるときにいつも思うのが、エクアドル人買い過ぎです。カートにどれだけ載せられるか競争しているのかと思うほど、大量購入します。そら、エクアドル人はデカくなります。

 また、先日レジに並んでいるときに、癒されました。
売り物のワラの上で猫がお昼寝。
ネコさん、一緒に購入されないように気をつけてください。

2011年10月14日金曜日

セイロンベンケイ

 本日、田舎のある小学校の授業観察に行った際、教室で、ずっと探し求めていた植物を発見。それは、「セイロンベンケイ」という植物です。
セイロンベンケイ
南国原産なので、エクアドルで出会えるかな?と期待してました。
大学時代、この植物の面白さに心を奪われ、セイロンベンケイについて卒業論文を書きました。この植物の魅力は、「生命力」です。
セイロンベンケイの葉
例えば、この葉をちぎって水の上に数日浮かべておくとします。すると、葉のギザギザのくぼみの部分から、新しい命が生まれます。そして、たくさんの子孫を残した後、その葉は一生を終えます。この過程から別名「マザーリーフ」とも言います。以前、京都のLoftoで、このマザーリーフが一枚500円で売ってました。

 「セイロンベンケイに関するエピソード」
 教師になる前、教育実習先のクラスでセイロンベンケイを使って授業をさせてもらいました。子供たちに、セイロンベンケイの魅力を伝えた後、子供たち全員にセイロンベンケイを配りました。セイロンベンケイは南国原産のため日本の冬を越すのは難しいことを知っておきながら、「大事に育ててね~」と授業をしめくくってしまいました。

 そして、数年後・・・。
 
 もちろん私のセイロンベンケイは冬を越せず、枯れてしまいました。しかし、ある日、京都の四条通りを歩いている祭、キャピキャピの女子中学生が「先生」と声をかけてくれました。そしてこう言うのです。
 「セイロンベンケイの先生やんな!私のあのセイロンベンケイ3年後1m以上になって、花を咲かせて一生を終えはったわ。今は新しい葉っぱで、また育てなおしてるねん」と。
 

 我ながらええ話です。

 さてさて、後日、セイロンベンケイの観察日記ブログを更新します。ご期待ください。

2011年10月13日木曜日

トルティージャ②

 本日、田舎のレストランで「TRUTILLA DE TRIGO(トルティージャ デ トライゴ)」を食べました。
以前、紹介したのはトルティージャ デ パパスです。それは、ジャガイモを練って薄くのばして焼いたものでした。今回出会ったトルティージャ デ トライゴは、小麦粉を練って薄くのばして焼いたパンです。
TRUTILLA DE TRIGO
材料としては、小麦粉、水、チーズ、卵、塩を使っているそうです。表面にオリーブオイルのようなものを塗りながら焼いていました。なので、パリっとジューシー。また、チーズがいい感じに、自己アピールしてて、パンの様でパンでないおいしい食べ物でした。ピザの生地とパンの中間のような感じで、パリっとモチモチ感が最高です。
しっかり味が付いているので、そのままいただきます。
BBQの際に、家でトルティージャの下準備しといて、現場で鉄板の上でトルティージャ焼いたら、最高やと思います。ポイントは、チーズとオリーブオイル。ほんまおいしかった。

2011年10月12日水曜日

CUI、クルクル!?

 エクアドルに来て一番衝撃的だった食べ物はやはり「CUI(クイ)」です。多分、南米でのみ食べられている、このクイ料理。クイ専用のグリルが存在するほどです。以前、クエンカでそのグリルだけ発見しました。そして、先日首都のキトで、クイがその専用グリルで焼かれている様子を激写しました。
クイの回転焼き!?「クルクルッ!」
南米では、高級料理として重宝されているクイ。私は大好きですが、好みが別れます。
みなさんの口に合うかどうかは経験しないとわかりません。
 南米に来た際は、絶対にCUIましょう(笑)
クイの足にしゃぶりつくエクアドル支部長。
「ウマい!」

2011年10月11日火曜日

コーンフレーク and ヨーグルト

 先日、いつもよだれを垂らして見ることしかできなかったものを買って食べました。
それは、「TONI MIX YOGURTO(トニーミックスヨーグルト」です。エクアドルでは、大概の売店で売っています。
toni mix yogurto
 ありそうでなかった組み合わせの商品です。
下部には、イチゴ味ヨーグルト。上部には、コーンフレークとスプーン。

 コーンフレークをヨーグルトの中に入れていただきます。私にとっては初めての組み合わせでした。安易に味は想像できますが、その想像をちょっと上回るか化学反応が起こります。

 朝食の牛乳+コーンフレークがマンネリ化している方には、おすすめの組み合わせです。

2011年10月10日月曜日

リオバンバマラソン出場

 本日、リオバンバで開催された「8kmマラソン」に参加しました。
職場の人の紹介で参加したイベントですが、とってもいい経験になりました。

 先日までは、もしかしたら、優勝できるのではと思ってましたがイベント会場に言って早くもその夢は打ち砕かれました。本気のランナーがたくさんいたのです。よく走りそうな体型で、私のようにズングリムックリのアメフト体型の人はいません。先日まで、優勝賞金の使い道を考えていたことが申し訳なくなりました。

 コースはリオバンバの中心地を走る8キロの道のりです。沿道の人が「チノ、アニモ(中国人がんばれ)」と応援してくれました。私たちのために交通規制された道を走るのは気持ちいいものです。そして、マラソンを通して見知らぬ人とコミュニケーションをとることができたのが一番の収穫です。

大会出場記念シャツ
今後、この記念シャツを増やしていこうと思います。
毎月、エクアドルの至る地方で開催されているそうなので、毎月参加しようと思います。決して、長距離を走るのは好きでないです。たまたま、職場の弁護士が声をかけてくれて、毎朝ランニングしています。しかし、ただ、スペイン語の勉強のためにと思って始めたランニングのおかげで、いろいろな地方でいろいろな経験ができそうな予感です。

 

2011年10月8日土曜日

もぎたてフルーツ!

 先日、コスタ地方の小学校の授業参観をした際、ある先生が分数を説明するために、パパイヤを使っていました。さすが、果物生産が盛んな場所にある小学校です。

 授業が終わった後、先生が二分の一にカットしたパパイヤを私にくれました。いい先生です。
2分の1 パパイヤ
実は、29歳エクアドル支部長、丸ごとパパイヤ初体験でした。
 この、完熟パパイヤがやさしい甘さでジューシーで最高においしかったです。あまりのおいしさに皮までしゃぶってしまいました。

 あまりにおいしかったので、帰りに買って帰ろうと思いました。そして、その学校のある男の先生に「どこでパパイヤ売ってますか?」と尋ねると、「その辺に、生ってるし、採っていけ」とまさかの返答。

 そんなバカな!と思っていたら、校舎の裏にパパイヤの木を発見!
パパイヤの木
まだ、実が熟してないので食べれませんでした。
 
 彼の言ったことは、本当でした!

2011年10月7日金曜日

キト

赤道をまたいだ後、首都のキトにある旧市街を観光しました。
坂道に沿って古い建物が並ぶ旧市街は世界遺産に登録されており、教会や大統領府、パネージョの丘にある聖母像など見所がいっぱいです。

私たちは、聖母像とバシリカ協会に行きました。
バシリカ教会と日本人
このバシリカ教会は、独特の存在感で旧市街に堂々と建っています。外観はもちろん最高ですが、教会の最上階から旧市街を一望できるのが一番の魅力です。
教会から旧市街を一望。奥に見える丘がパネージョの丘

  このバシリカ教会の最上階に上がるには、安全ネットが所々外れてる、はしごの様な階段を登らなければなりません。高所恐怖症の人はご遠慮ください。

 ほんま、エクアドルって小さい国土にたくさんの魅力が凝縮されている国です。外国はエクアドルしか行ったことがない私が公言するのは本当に恐縮ですが、エクアドルは世界で一番お勧めの観光都市国です。

2011年10月6日木曜日

赤道

先日、赤道をまたぎました。

この写真の場所は「MITAD DEL MUNDO」 (ミタッド デル ムンド)。
「地球の半分」という意味です。世界的に有名な観光スポットです。そのため、私のように赤道をまたいで写真を撮っている観光客がたくさんいました。

同じ国に派遣されている仲間たちと、写真を撮った後、お土産を買いに行きました。すると、販売員が衝撃の事実を私たちに突き付けました。

「実はあの黄色いラインは赤道から7度ずれてるんだ」と・・・。

7度ずれているところに、こんな大きな施設。
「なんでやねん!」
と突っ込みたくなりますが、GPSで観測すると、ラインから北へ200mの所が緯度0度なんです。

そして私たちはもちろん、本当の赤道を求めて旅に出ました。

途中に、こんな看板を発見。
「GPSで観測。緯度0度」と書いている看板
しかし、私たちはこの看板を無視しました。なぜなら、この看板が案内する施設は、赤道から3度ずれていることを販売員が教えてくれたからです。

そして、目には見えない赤道を探して30分。ついに発見本当の赤道。
少し、中に入り組んだ所にある、民家とレストランの間に黄色いラインを発見。ここが、販売員が教えてくれた緯度0度。本当の「MITAD DEL MUNDO」。

そして、私たちが興奮しているとレストランから卵をもったおばさんが出てきました。そしてこう言いました。

「ようこそ。本当の赤道へ。赤道で卵を立ててみましょう」と。

そうです。私もテレビで見たことがあります。赤道の上で卵が立つ光景を。そして、みんな挑戦し、みんな立ちました。さすが、本当の赤道です。
卵を赤道のライン(黄色いライン)上で立たせたエクアドル支部長
大興奮しているとあっという間に時間が経ち、12:00になってました。お腹が減ったので、赤道での体験に大満足した私たちは、この場を去りました。その時、ある友人が面白いことに気付きました。私たちの影が小さいことに。
ピーターパンもビックリの影の小ささ
そして、空を見上げると、太陽がド真上にあります。さすが、赤道です。

エクアドルとはスペイン語で「赤道」という意味です。エクアドルに旅行に来た際は、やっぱり、赤道を訪れるべきです。最高の体験ができます。

2011年10月5日水曜日

エクアドルの先生

 みなさん知らないと思いますが、実は私のエクアドルでのミッションは、「算数教育の質を高める」なんです。「エクアドルBBQの研究」だけではありません(笑)

 そのため、いろいろな小学校の授業を参観しています。しかし、その参観一つにしても結構大変で、つたないスペイン語で自らアポをとる必要があります。ほんま、一日一日勝負なんです。

 そんな活動の中から見つけた、エクアドルの先生の魅力を紹介します。
①田舎では、一つの学校に一人の教師しかいない学校が多々あります。その先生は、一人で一度に6学年分の授業をこなします。まさに神業です。

②職員会議はまさに論争です。みんな口々に自分の意見を言います。なので、先生が先生たちに「しずかにしなさい」と指導します。日本ではなかなか見れない光景です。国民性でしょうか?

③授業中、冗談で恋愛話や下ネタで子供を冷かして盛り上げてます。日本でやったら問題になりそうですが、エクアドルでは普通です。子供たちもそれを望んでます。研修会の暇な時間にする教員同士の会話もまるで中学生。そのため、いつも笑いが絶えません。

 本日、ノーアポである小学校に挨拶にいきました。そして、無理言って研修会に参加させてもらいました。そこで驚いたことがあります。
 昼食後、眠たくなるからという理由で、司会者が「だれか面白い話してください」と振ってきました。「こんな無茶ブリありか~?」と思ってたら、先生方が次々に「すべらない話」をしていきます。計6人がすべてオチのある話をしました。しかも全て下ネタです(笑) 
 「次回は、GENKIに話をしてもらうからな!」と校長に宿題を出されました。みんなやけに期待してます。この学校との繋がりを作るためにも、オチのある下ネタ話を真剣に考えます(笑)。

 日本の教え子に「先生、何してんの?」とつっこまれそうですが、これは、今の私にとって、すんごく重要なお仕事なんです。

2011年10月1日土曜日

BBQセット

 先日、エクアドルの首都であるキトに行き、大型スーパーを散策。
そのとき、大型スーパーでBBQセットコーナーを発見。大興奮しました。
BBQグリルコーナー
日本では、なかなか見かけないフタ付きグリルの陳列に大興奮してしまいました。
BBQガスグリルコーナー。エクアドルのレストランでよく見かけます

アメリカなどでは、BBQガスグリルが主流だという話を聞いたことがあります。ガスグリルは、調理や片付けなどが簡単らしいです。

 自分の家の庭に、こんなガスグリルが置ける家に住みたい・・・・・・・。