2011年12月26日月曜日

赤道に刻みました

先日、日本から友達が来ていたので首都のキト観光に一緒に行きました。観光コースは、BASÍLICA(バシリカ)という教会と赤道記念館です。
BASÍLICA
MITAD DEL MUNDO(赤道記念碑)























 赤道記念館のある場所は、GBPで観測すると緯度0度から少しずれているそうです。本当の赤道ラインは赤道記念館から200mほど離れたJOY´Sというレストランのところにあります。もちろんそこにも行きました。

 そのレストランに小学生や中学生が遊びに来ていたので、私は適当に名前を日本語で書いてあげたりして遊んでました。すると、オーナーさんが白い紙を持ってきて「ここに店の名前を日本語で書いてくれ。お店に飾りたい」と頼んできました。ビックチャンス到来です。

 「本当の赤道にあるレストランに自分の字が飾ってもらえる」と思うと急に緊張してしまいました。レストランの名前は「RESTAURANTE JOY´S」。適当な当て字では面白くないと思い、友達と意見を出し合い必死に考え書きました。
命名しました「赤道の憩場 ¨楽¨」
ちゃっかり自分のサインまで。
 うれしすぎてその後、エクアドル支部長は完全に浮かれてました。そして、浮かれすぎて私の大切な筆ペンセットを店に忘れてしまいました。そのため、次の日も赤道を訪問。私は何かと赤道との縁がある人間みたいです。

2011年12月23日金曜日

フルーツバイキング

本日、今年最後の研修会を行うためCUMANDAという熱帯の地域に行きました。そこは、果物の生産が盛んでいろいろな種類の果物を食べることができます。。

そのCUMANDAで、オシャレなフルーツレストランを発見。そこで、研修前の景気づけに「EN SALADA DE FRUTAS(エンサラダ デ フルータス)を食べることにしました。エンサラダ デ フルータスとは、いろいろな種類のフルーツが入っているパフェみたいなものです。

そのレストランのフルーツパフェの販売方法が面白くて大興奮しました。それは、新鮮なフルーツ取り放題のバイキング形式なんです。

フルーツバイキングの台
手前の白い容器にフルーツなどを詰め放題
採れたて新鮮のフルーツと、ヨーグルトやアイス。
 好きな具材を容器に入れた後、レジで計量。重さによって値段が決まります。このシステム、楽しすぎます。私は、好きなフルーツをすべて入れて、最後に2種類のヨーグルトをかけました。
私のエンサラダ デ フルータス
 味は、美味いに決まってます。そして、食べた後すごく元気になりました。テンション上がるし、美味しいし、元気になるし完ぺきなお食事タイムでした。

 なんで「バイキング」って、あんなに楽しいんでしょうか?

 おかげで研修会も大成功。フルーツバイキングに感謝です。

2011年12月22日木曜日

エクアドルの犬

エクアドルには、人の数を同じくらいの犬がいます。野良犬、飼い犬すべて、野生の匂いを感じます。日本の我が家にも、かわいい雌犬がいますが、彼女はエクアドルでは生きていけないと思います。

今日、またエクアドルの犬のたくましさを感じる一コマに出会いました。
なんと、鶏肉の骨をおいしそうに食べています。

 多分、日本の多くの愛犬家は「犬に鶏肉の骨を与えたら、骨がのどにささって危ない」という意識を持っていると思います。しかし、エクアドル人は逆です。
 
 鶏肉の骨は犬にとって最高のご馳走だという感覚を持っています。そのため、昼食に鶏肉が出たら、その骨を愛犬のために持ち帰ったりします。そして、エクアドル犬は「バリバリ」と音を立てながら幸せそうに骨を食べます。

 我が家の犬にも、少しそのたくましさを見習ってほしいものです。けど、かわいいから許します。

2011年12月21日水曜日

熟れたバナナにチーズ!

バスに乗って移動している際、いつものことながら販売員がすごい勢いで嵐のようなバス内販売を始めました。その時あるおばさんが「MADURO CON QUESO(マデュロ コン ケソ)」と言いながら販売していました。初めて聞いた響きだったので思わず「MADURO CON QUESO」を購入してしまいました。
MADURO CON QUESO
MADUROとは、熟れたバナナのことです。QUESOはチーズです。
熟れたバナナを焼き芋みたいに炭で焼いて、その上にフレッシュチーズが乗っています。
バナナとチーズのホットドックです。

このバナナは、イモに近い味で焼くと旨味が増します。それにチーズが加わり味にバリエーションを出ます。バナナにチーズという発想は日本人には想像しにくいですが、これがうまいんです。

バス内販売の商品を全制覇するのが今の私の目標です。

2011年12月20日火曜日

エクアドルの携帯事情

エクアドルでも、日本並みに携帯電話が普及しています。
私の携帯電話。ほとんどの携帯が韓国製です。

その携帯電話ですが、支払方法が日本と少し異なります。日本の場合、携帯電話会社と契約し、月ごとに請求金額を支払います。後払いのシステムです。

一方、エクアドルでは、まず必要な通話料金を事前に購入します。先払いのシステムです。その購入方法にはいろいろあります。コンビニみたいなところで、お店の人に携帯を預けて希望の金額を支払い、通話時間を買うという方法。その他、通話料金カードを購入してそれに記されているコードを携帯で入力し、通話時間を獲得する方法。

エクアドル人は、携帯の通話料金残高がなくなれば、お店に行って通話料金を購入します。私にとっては面白い文化です。
通話料金カード3ドル
支払方法以外に違いと感じるのは、メールの文化です。エクアドルの携帯電話でも、もちろんメールができます。しかし、メールでやりとりする機会が少ないように思います。かわいい絵文字なんか見たことありません。さすが、おしゃべり好きのエクアドル人。

多分、2年後日本に帰国したら、日本の携帯電話の進化に腰を抜かすと思います。浦島太郎なエクアドル支部長です。

2011年12月19日月曜日

FIFAワールドカップ エクアドル

今、南米では2014年FIFAワールドカップの南米予選が行われいます。その予選の日はエクアドル中がソワソワしています。

そんなサッカー命のエクアドル人は、「2002年の日韓共同開催のワールドカップ」の話をよく私にしてくれます。
なぜなら、その大会でエクアドルは初の本選出場を果たすことができたのです。多分、その時のエクアドルの盛り上がりは、凄まじいものがあったと思います。
ワールドカップの南米予選は、世界で一番厳しいブロックとされています。ブラジル、アルゼンチンを筆頭にFIFAランキング上位の国が盛りだくさん。2014年には私は日本に帰国していますが、もしエクアドルが予選突破したら、日本でエクアドル代表のユニフォームを着て全力で応援したいと思います。

先日、私の母が、お世話になっている家族の人に日本からクリスマスプレゼントを送ってくれました。それは、日本代表のユニフォームです。プレゼントを渡した際、みんな大盛り上がり。みんな服を脱いで撮影大会です。
玄己サンタの贈呈式
しかし、一つ問題が。パパのユニフォームです。
この後、パパが。
パパもこの後試着。しかし、日本代表のユニフォームが破れんばかりに引き伸ばされ、パパの体型を鮮明に表現しています。家族みんな大爆笑。そして、パパは「今日から痩せる」と宣言しました。

 2014年のワールドカップ、パパがこのユニフォームを着て日本代表を応援できることを切に願います。

2011年12月18日日曜日

エクアドル旅行??

昨日、低学年の教え子からメールをいただきました。本来、このブログは教え子たちを頭に思い描いて書いているので、教え子からのコメントやメールが私の一番のエネルギー源です。

 しかし、今回はそのメールの内容にズッコケてしまいました。以下のような感じです。

「先生、エクアドル旅行たのしいですか? インターネットで先生の様子を見るのが楽しみです。日本に帰ってきたら、旅行の話をいっぱい聞かせてください」

 確かに子供らしい心温まる文章です。しかし「旅行???」。一応、私ボランティアなんです。確かに、教え子たちにしっかり説明しないままエクアドルに来たので無理ありません。しかも、ブログの内容はからは、ボランティアとして活動しているしている雰囲気はあまり感じられない(汗)

 なので今日は、先日の研修会の様子を書きます。
初めての研修会なので記念にビデオ撮影してみました。レベルの低いスペイン語で必死に話しているエクアドル支部長です。
 
 今回の研修会の目的は、エクアドル人の先生に「なんかこの日本人の研修会面白かったし、また参加してみよ!」と思ってもらうことです。そのために、、①自己紹介、②私の夢、③実力テストの結果と考察、④算数の質を上げるための私の提案、⑤算数教材を使った授業、⑥算数教材の紹介の流れで研修会をしました。

  内容はともかく。久しぶりの授業、超楽しかったです。

2011年12月17日土曜日

エクアドルの販売文句

最近、仕事の関係で毎日のように長距離バスに乗っています。1時間の研修会のために、往復5時間の移動。なかなかの効率の良さです。
 以前もブログに書きましたが、エクアドルではバスに乗ると、色々な販売員が色々なものを売るためにバスに強行進入して来ます。
バスをハイジャックするぐらいの勢いでバスに乗車してくる売り子さん。ジュースやアイス、肉など様々。

 最近、毎日同じ方向のバスに乗っているので、販売員も私の顔を覚えてくれました。と同時に、私は彼らの販売文句を聞き取れるようになってきました。そのセリフがなかなかユニークなんです。

 先日バスに乗車してきた雰囲気のいいおばさんは、「HIJASTRA, QUIERE CHOCULO?」と言いながら、トウモロコシを売っていました。意味は「義理の娘よ、トウモロコシはいらないか?」です。私の同僚は、爆笑してついつい購入していました。
   
義理の娘にトウモロコシを売るおばさん。
その他、ドリンクを売っている人は「ドリンクを買ってくれないと、私の腕がつぶれてしまう」と言っていました。

 エクアドルの何でもありの販売方法、私は大好きです。






2011年12月15日木曜日

エクアドルの遊び

リオバンバの小学校は7時15分から授業が始まり、10時半頃から45分間の休み時間があり、その後13時頃まで授業があります。その休み時間のチャイムがなった瞬間、子どもたちは売店に猛ダッシュ!我先にとおやつを購入します。まるで日本の百貨店のバーゲンセールのようです。その後、子どもたちはお菓子をくわえながら、いろいろな遊びをします。

 男の子の一番人気は、やはりサッカー。かなりレベルの高い試合が行われてます。お菓子をくわえながらなので、お菓子を落としたり、服が汚れたり。けど彼らはお菓子をくわえながらサッカーをします。あと、メンコなどをしている子どもも見かけます。

 女の子の一番人気は、ゴム跳びです。メンコといいゴム跳びといい、昔の日本の小学生のようです。

ゴム跳びを楽しむ女の子達

 様々な高さにゴムを設定し遊びます。足首、ひざ、腰、首、手など。それぞれの高さでそれぞれの技のノルマがあります。足首から手まで全てのノルマをノーミスでやり遂げたら、成功みたいです。上の写真は首バージョン。あごを使って、あや取りみたいにゴムを掴んで、奇妙な動きをして遊んでいます。私もさせてもらいのですが、これがなかなか難しい。一度も成功したことがありません。

 日本代表として、来週は成功できるようにがんばってきます。

2011年12月14日水曜日

エクアドルのバスターミナル

私の住んでいるリオバンバは、エクアドルの中心地にあるためバスの行き来が激しいです。また、バスターミナルの活気も激しいです。
 最近よく、田舎町へ出かけるのでバスを頻繁に利用します。その都度、ガツガツした乗車券の販売方法に驚かされます。
客を待ち構える、各バス会社の人々。われ先にと、声をかけてきます。

 
 先日、タクシーでバスターミナルに向かいました。ターミナルについた途端、ある男性がものすごい勢いで私のタクシーに向かい、ドアを開けました。私は、一瞬「強盗や!」と思いました。そして彼は「キトに行くのか?」と聞いてきました。彼は、バス会社の従業員だったのです。私は、「クマンダに行く」と答えるの、彼はすばやく去っていきました。

 非常識と思われるこの売り込みもリオバンバでは当たり前!とりあえず、ターミナルに入っていく人全てに声をかけてきます。ガツガツしすぎですが、リオバンバではバスを探すのに苦労することはなさそうです。
バスの駐車場!バスはきっかり時間通りに出発します!

エクアドルの夕焼け

先月、CUMANDAという田舎町を訪れた帰りに綺麗な夕焼けを発見。
夕焼け。スペイン語ではARREBOLと言います。
   ある人が教えてくれたことですが、空気が綺麗な所では綺麗な夕焼けができるそうです。山と牛しか見えない田舎町の空気は確かに澄んでます。

 エクアドルの夜空の星の数もすさまじいです。星が見えすぎて、どれが星座かわからなくなります。エクアドルに来る前に、南半球と北半球の星空は違うという話を聞いたので、南半球と北半球両方使える星座版を購入しました。

 赤道上のエクアドルはどっちを見たらいいのでしょうか?星が見えすぎて判断がつきません。

2011年12月13日火曜日

エクアドルのテスト事情

今日、授業参観するためリオバンバにある小学校を訪問しました。すると、先生が「今週は試験週間だから授業はしないぞ」と教えてくれました。エクアドルでは、小学校でも試験週間があることをはじめて知りました。試験の様子も一度見てみたいと思い、無理言って試験参観させてもらいました。
 
 テストは担当の先生オリジナルの問題。試験週間といい、問題といい、まるで日本の中学校、高校のような感じです。

 一番驚いたのが、テスト回収時の光景です。

先生が子供たち一人ひとりから5センターボを集めています。
「何の集金ですか?」と尋ねると、「テストの印刷代や」という衝撃の答えが返ってきました。
テストと引き換えにその印刷代を回収するスタイル斬新です。さすが大味なエクアドル。

2011年12月12日月曜日

エクアドルで初おにぎり

 金曜日に、インフルエンザワクチン接種のためQUITO(キト)に行きました。体調は万全ではなかったですが、薬草とマンゴーのおかげで徐々に回復していたので、何の疑いもなく目的地に到着しました。
一応、職員に今週体調を崩していたことを伝えると、「大丈夫と思うけど、1回体温測ってみよう」と勧められました。

 するとビックリ!私の体温は38度。既にインフルエンザ級の高熱。今まで全くしんどくなかったのに、体温計を見た瞬間から急にしんどくなり始めました。情けない男です。

 「明日の朝、熱が下がっていたらワクチン接種しよう」という事だったので、すぐに宿に戻り、ひたすら寝続けました。

 すると翌朝の体温は36度台。なんとかワクチン接種をすることができました。キトの街を少し観光してからリオバンバに戻る予定でしたが、完全回復のためすぐに自宅にもどることにしました。その際、同僚の方が「朝食べてへんやろ。これ食べ!」と言っておにぎりを渡してくれました。懐かしいおにぎりとその気持ちに泣きそうになりました。
具はジャコとゴマ

具は高菜とゴマとジャコ
 帰りのバスの中で食べました。史上最高のおにぎりでした。弱ってるところにこの懐かしい味。

 そんな感じで、私がおにぎりに夢中になっているとき、ふと横を見ると、あるエクアドル人が不思議そうな顔でおにぎりを見つめています。そして、次のように質問してきました。
「それは、なんていう食べ物だ?」
そして、私は「BOLA DE ARROZ(ボラ デ アロス)」と思いつきで答えました。意味は米ボールです。
しかし、エクアドル人は全く納得していません。それも無理はないです。なんせエクアドルには「おにぎり」がないのです。ましてや、エクアドルのサラサラのお米ではおにぎりは作れません。私は、日本人でよかったと改めて思いました。

 エクアドル支部長、おにぎり効果で順調に回復しております。

2011年12月11日日曜日

12月のエクアドルマンゴー


 研修会を2回終えた安心感から、再び発熱したエクアドル支部長!そのためブログを書けませんでした。ちょっとマシになったので書きます。ネタはまたまたマンゴーです。風邪でボケてる訳ではありません。

 12月の上旬、同僚が「12月のマンゴーは最高」と言いました。年中同じような気候のエクアドルなので、果物の旬はないのかと思っていましたが、エクアドルにも旬があるみたいです。
 それを聞いてから毎日のようにマンゴーを食べている風邪気味のエクアドル支部長です。なんせ、めちゃあめちゃ旨いんです。12月のマンゴーは!
11月に食べてたマンゴーより赤い、12月の完熟マンゴー
溶けるような舌触り。甘みは倍増。
とにかくおいしい12月のマンゴー!1ドルで完熟マンゴー3個。エクアドル最高です。そして、もう一つ最高なマンゴーを発見。店頭で見かけた小さなマンゴー!定員に「これ何?」と聞くと、「MANGO DE CHUPA(マンゴー デ チュパ)」という答えが返ってきました。意味は、吸うマンゴーです。
MANGO DE CHUPA 大きさは普通のマンゴーの3分の1
名前の通り、チュパチュパとマンゴーエキスを吸いながら食べます。仕事帰りに、歩きながら皮をむいてチュパチュパするのが最高の幸せです。

 12月のエクアドル最高!もう、12月だけは風邪ひきません!

2011年12月8日木曜日

エクアドルの薬草

最近、火山灰で花粉症みたいな症状が出て、その影響で、昨日はエクアドルで初めての発熱。しかも、翌日は、現地の先生対象の「算数研修会」。丈夫なだけが取り柄の私が、まさか、大仕事の前日に発熱。
そんな私の様子を見た同僚が、学校訪問の帰り道に森の中に入っていき、なにやらガサガサ。そして、大量の植物を片手に「ゲンキ、今日はベットの下にこれを入れて寝なさい」と言いました。そして、次はアロエを取ってきて、これをお湯に入れてベットの近くに置くように指示しました。なんか同僚のやさしさと生きる力に感動してしまいました。かっこよすぎます。
同僚が採ってきてくれた植物。ユーカリの木??

アロエと熱いお湯
私には頼るものは、植物しかなかったので、同僚のアドバイスを忠実に守り、以上の二つをベットの近くに置いてひたすら寝ました。晩飯を取ることも忘れ、夕方4時から朝の7時まで15時間爆睡しました。

目覚めてビックリ、体はかなり回復。「これなら行ける」と気合いを入れなおして研修会の会場に行きました。

私の任地の学校の先生たちは、「授業研修会」のようなものに参加した経験があまりありません。しかも本日の研修会の司会は片言の日本人。極めつけに、司会者は風邪の影響でオカマ声。そんな条件の中で初研修会は始まりました。
熱弁するエクアドル支部長。
1時間の研修会はあっという間に過ぎていきました。私が教師をやり、先生を児童に見立てた授業や私の手作り教材の紹介は結構盛り上がって楽しかったです。研修会終了後、「時間が短すぎる」とか「この教材はどうやって作るのか」と質問に来る先生がいたりして、狙い通りの雰囲気になり満足でした。何回も継続的にこのような研修会を同じ場所でやって、私がいなくなったあとも、研修会のシステムがその学校に定着するというのが私の夢です。

この成功は、同僚の採ってきてくれた「薬草」のおかげです。その効果の半分は、同僚のやさしさということも感じております。

明日も研修会!本日の反省を生かしてがんばります。もちろん本日も、薬草を傍らに爆睡します。

2011年12月6日火曜日

エクアドル流BINGO

先日、定期的に訪問している小学校の教頭に「日曜日、祭りがあるから来い」と言われ、昨日行って来ました。「なんの祭りかな~」と思い校門をくぐると、立派なBINGOの設備が準備されていました。
手前にはBINGOマシーン。その奥には山積みの商品。
とりあえず、1ドル払ってカードと豆をもらってBINGOゲームに参加しました。
BINGOカードと豆。なぜ穴を空けるタイプのカードではないのか?
  ルールがとても面白かったです。
 一番初めにBINGOした人が商品をもらえます。その時点でそのゲームは終了。みんなカードから豆をはらいどけます。そして、また次のBINGOが始まります。
 
 5種類の遊び方がありました。
①BINGOシンプル②4つ角③X型④5つの数字⑤十字架。

① 縦、横のいずれかの列が埋まったらBINGO。
② 4つの角を埋めたらBINGO。
③ ななめの列を埋めたらBINGO。
④ 列は関係なく、とにかく5つの数字が合えばBINGO。
⑤ 中心のクローバーを中心に十字の縦横どちらかを埋めたらBINGO。

 何回もワクワクできるので、このルールはすばらしいと思いました。そして、途中からで参加できます。一つのゲームをあきらめて、トイレにも自分のタイミングで行けます。 商品の数だけゲームが繰り返されます。私は2時間飽きることなくやり続けました。しかし、商品はゲットできませんでした。しかしスペイン語の数字には強くなったと思います。

 このBINGO、結婚式の2次会のゲームに最高やと思いました。またBBQの時、途中のレクレーションにも使えます。ゲーム中、常にみんなが期待を持てるし、時間も計算しやすいです。そして、あきた時にそのゲームを放棄して、また気分次第で再び参加できます。何より、いろいろな遊び方があるので飽きません。

 職業柄、2次会の司会を頼まれることが多かったエクアドル支部長。帰国後の2次会のゲームはエクアドル式BINGOに決定です。

2011年12月5日月曜日

エクアドルの肉

小学校に向かう途中の道や、家の近所で「牛、豚、鶏」をよく見かけます。さすが肉の消費量が多いエクアドル。家の周りはちょっとした動物園です。
CHANCHO 豚

VACA 牛

GALLINA 雌鶏
そして、そんな動物たちのすぐそばで、調理後の「豚、牛、鶏」がおいしそうに売られてます。
豚の丸焼きの出店
最近、動物を見ると「かわいい」という感情が湧かなくなってきました。「おいしそうやな~」という食欲が湧いてしまいます。

教師としては少し問題がありそうですが、BBQインストラクターとしては、最高の環境です。

2011年12月4日日曜日

活火山テュングラワ

最近、リオバンバの近くにあるVOLCÁN TUNGURAHUA(活火山テュングラワ)が噴火して、エクアドルではちょっとしたニュースです。
噴火前のテュングラワ
テュングラワはケチュア語(先住民の言葉)で「火の喉」という意味があります。標高5023Mの活火山です。2000年に入ってから7、8回噴火が記録されています。

そんなことはすっかり忘れて、私は普段の土曜日の生活を過ごしていました。朝起きてランニング、洗濯、布団干し、部屋の掃除、勉強と。

そして、アッという間にお昼になりました。
するとパパが凄い勢いで
「お前何やってんだ。早く布団を部屋の中に入れろ」と言いました。
私が?をおでこに描くとパパは続けてこう言いました。
「VOLCÁN VOLCÁN。(ボルカン。ボルカン)」
私はやっと意味が分かりました。
すぐに、洗濯物が干してある場所に行きました。しかし、手遅れでした。朝早くから冷たい水で手洗いした私のパンツと靴下が火山灰で真っ白。一番つらかったのが、唯一の布団が真っ白。布団をはたけどはたけど火山灰が出てきます。今晩は、火山灰に包まれて寝ることにします。
初めての火山灰被害の経験です。「火の喉」おそるべし。
私の大切なセイロンベンケイちゃんも火山灰で白くなりました。

2011年12月3日土曜日

日本語になっているスペイン語

昨日は、「スペイン語は奥が深い」という話をしました。今日もスペイン語をテーマに書いてみます。
エクアドルに来るまでは、スペイン語は日本人に馴染みがない言葉だと思ってました。実は日本のいろいろなモノにスペイン語が使われていたことを今になって気づいている支部長です。

例えばカードゲームの定番「UNO(ウノ)」。実はこれスペイン語で「数字の1」を表します。だから、最後、持ちカードが一枚になったら「UNO」って言うんです。その他もいろいろあります。

・エルニーニョ現象(El niño)。スペイン語で「男の子」。南米付近で暖まった空気が原因なのでスペイン語なのでしょうか。
・パン(Pan)。英語じゃなかったんや。
・ファミレスのガスト。スペイン語ではグストと読みますが、Mucho gusto のGusto。「好み」「喜び」の意味。

そして、もっともスペイン語がよく使われているのが日本車の名前です。たくさんありすぎるので、各社一台づつ。
・TOYOTAのプレミオ(Premio)。意味は褒美。
・HONDAのバモス(Vamos)。意味は「さあ行こう」
・NISSANのエルグランド(El grande)。意味は巨大。
・MAZDAのファミリア(Familia)。意味は家族。
・SUZUKIのエスクード(Escudo)。意味は盾。
・SUBARUのドミンゴ(Domingo)。意味は日曜日。
・MITSUBISHIのディアマンテ(Diamante)。意味はダイヤモンド。
・DAIHATSUのミラ(Mira)。意味は「見て」

あ~書くの疲れた。とにかく、日本には疲れるくらいのスペイン語があります。
そして、教え子達よ、大学での第2外国語はスペイン語に決まりやな。

2011年12月1日木曜日

エクアドルのアイスキャンディー

エクアドルでは、以下のようなアイスキャンディーがよく売られています!
HELADO(エラド)と言います。写真のは、ミルクとイチゴ味。値段は0、35ドル(40円)
味は、かき氷を固めた感じです。日本のアイスキャンディーの勝ちです。しかし、値段はエクアドルの圧勝です。
 アイスと言うか氷なので溶けるのが早く、急いで食べないとズボンがお漏らし状態になります。そのため、間違いなく頭が痛くなります。

 以前から、「面白い形をしているな~」と不思議に思っていました。しかし、先日ある店でエラドを購入した際、なぞが解けました。

 その店の店員さんは、以下の手順を踏んでHELADO手渡してくれました。
プラスチックコップに入れ固まったHELADOを水につけます。

その後、コップから取り出し手渡してくれます。
 この後も、頭が痛くなりました。しかし、このコップ型のアイスキャンディーは、突き刺すような日差しのエクアドルには絶対欠かせない食べ物です。