2013年1月31日木曜日

小さなパイナップル

エスメラルダスは海岸地方だけあって、果物屋さんがたくさんありました。
国道沿いの果物屋
海岸地方の果物は新鮮で甘さも格別です。もちろんそこには南国フルーツの定番「パイナップル」も売っていました。
樽の入って売っているパイナップル。
みなさんはこのパイナップルどう思いますか??

私は見た瞬間「小さっ!」と思いました。手のひらサイズのパイナップルです。エクアドルに長年住む日本人の方が言うには、大きなパイナップルは海外へ輸出され、残りの小さなパイナップルは国内で販売されることが多いみたいです。輸出するにはある一定の大きさが必要で、小さなパイナップルはその規格から外れてしまうそうです。しかし、彼が言うには小さなパイナップルの方が格段においしいそうです。ということで、格段においしいらしい小さなパイナップルを頂きました。
小さなパイナップルだから、こんなオシャレな切り方もできます。
私は食べた瞬間「甘っ!」と思いました。中江史上、最高のパイナップルでした。パイナップルは小さいほうが美味しいというのは事実でした。

私のエクアドル生活も、残り一月半。もう、この小さくておいしいパイナップルに出会えなくなるかと思うと、悲しくなってきました。少なくても、日本でパイナップル買うときは、できるだけ小さいものを選ぼうと思います。



2013年1月30日水曜日

バス移動 長かった・・・。

首都キトからエスメラルダスまでバスで移動しました。そのバス移動が非常に長かったです。通常は5時間で到着するんですが、7時間もかかりました。その理由はバスの故障です。

キトを出発した時から「このバスは安全運転だな~」と感じていました。エクアドルの長距離バスは、競争しているかのようにスピードを出し、車体を左右に揺らしながら走ります。しかし、このバスはゆっくりでした。出発から2時間ほど経過したとき、ガス漏れのような変な臭いがしました。そして、低スピードのバスは、そのままゆっくり停車しました。
停車したバス。
エンジン部分の故障らしい。
エクアドルで、このような体験は2度目。一度経験しているためか「まあしゃあないな~」と思っていました。以前は、故障したバスは何も言わず乗客を捨ててターミナルに戻って行ったので、その場合の対応策を考えてました。私、強くなったもんです。しかし、運転手はは私たちを見捨てず、「直った、心配するな」と言って、エスメラルダス目指して再び走り始めました。しかし、驚くような低速走行。間違いなく直っていません(笑)。

交通量の多くない道なので、下車して他のバスを探す訳にもいきません。「止まらないでおくれ」と願いながら乗っていました。そして、数時間後、大きな国道との交差点まで来て、バスは力尽きるように止まりました。そして、運転手は「ここで降りて、他のバスに乗り換えよう」と言いました。なんとか他のバスを探せるところまで乗客を運ぼうと頑張ってくれていたようです。
オレンジのタンクトップが運転手。
目的地までのバスを探してくれました。もちろん、料金も支払ってくれました。
乗客を見捨てず、最後まで責任を取り、できることを行った運転手に感動してしまいました。日本では当たり前の対応かもしれませんが、外国では当たり前でないすばらしい対応だったと思います。
エンジンを痛めながらも、なんとか中継点まで運んでくれたバス。
「お疲れ様。」
なんかいい経験ができたような気がしました。しかし、目的地まで7時間もかかってしまいました。もう3度目はないように願いたいです。


2013年1月29日火曜日

バナナ倒し

先日、エクアドルのエスメラルダスという県に住んでいる日本人の方の家に遊びに行きました。その方は、農場を経営しており様々な作物を育てていました。バナナ、マンゴー、カカオなどなど。今日は、バナナについて説明します。
バナナの実と花。
バナナの木
この大きなバナナの木ですが、これは草の種類に入るそうです。巨大なだけに木と思っていましたがこれは草なんです。
バナナの茎の盤面。
中身はネギのような感じでした。甘ーい香りでおいしそうでした。
この草の寿命は1年。その間に果実をつくり、その後、枯れて生涯を終えます。バナナは実がなるとその草は枯れてしまうので、芽を株分けして増やします。
株分け後、育っている小さなバナナ。数か月後、15mほどの高さになります。
枯れたバナナは自然に倒れるのを待たず、人の手で切り倒します。その切り倒し作業を体験させてもらいました。

バナナ農園の大変さを実感できました。今後、バナナをより一層美味しく食べられるような気がします。バナナさんありがとう。

2013年1月28日月曜日

エクアドルの授業改革

今、私がエクアドル教員対象に行っている研修会では、エクアドルの授業スタイル改善を狙っています。

算数の場合、エクアドルの授業は、教員が始めに解き方を説明し、その後子どもが練習問題を取り組むというスタイルが中心です。日本では、教師が主発問を行い、子どもが考え、意見を交流し、より良い解き方を見つけ、その後、練習問題を取り組むというスタイルが理想とされています。もちろん日本のスタイルの方が、子どもは考える力を養えるし、授業も活発になります。この日本スタイルをエクアドル、チンボラソ県の先生に伝えています。

スペイン語ではDESARROLLO CON 5 FACESと言います。
①主発問
②子どもが考える
③意見の交流
④まとめ
⑤練習問題

このスタイルを紹介すると、エクアドルの先生は「なるほど!!」と大感動します。しかし、今までの説明中心スタイルの授業からの脱却はなかなか難しいようです。

そんな中、このDESSARROLLO CON 5 FACESを忠実に自分の授業に取り入れ、すばらしい授業をした先生が現れました。
日本スタイルで授業を行った先生。
この時間は、私がエクアドルで参観した授業の中でもっともいい授業でした。子どもが自分で考え、その後いろいろな意見を活発に交流させ、まとめて、最後に練習問題でしっかり習ったことを定着させる。 すばらしい授業でした。もっとも印象的だったのは、子どもの生き生きした表情です。

友達の意見を集中して聞く生徒。
教師はこんな顔を見るためにがんばって授業準備するんです。
こんな子どもの表情がエクアドルでたくさん生まれるように、これからも研修会がんばっていきたいと思います。

2013年1月26日土曜日

エクアドルで新年会

先日、エクアドル日本大使が開催した新年会に参加しました。
エクアドルにいる100人以上の日本人や、その家族(エクアドル人含む)が参加しました。
「エクアドルには、こんなに多くの日本人がいるのか!」と驚かされました。

そんな多くの日本人は、用意された豪華な日本食にがっついていました。寿司やてんぷら、すきやき等々。しばらく食べれない日本食を胃袋のキャパ限界に詰め込みました。まるで冬眠前の熊です。

その様子を見て私が感じたことは2点ありました。
1点目は、日本食のすばらしさ。
2点目は、日本人の体型です。

①日本食のすばらしさ。
 日本食は本当にすばらしい食文化なんだと改めて感じました。日本人が日本食が一番おいしいと感じるのは当たり前だと思います。たぶん、エクアドル人はエクアドル料理が一番おいしいとお思っています。でも、2年近くエクアドル料理を食べ続けてきて、久しぶりに日本食に出会い、日本人でよかったと感じました。それは、日本食のバランスの良さです。炭水化物、ビタミン、脂質、たんぱく質などの満遍なく摂取できるようになっています。私のエクアドル料理の印象は「炭水化物過多」です。おそらく、日本食は多くの種類の食材を用いて調理するという特徴があるので、バランスよく栄養が摂取できるのだと思います。

②日本人の体型。
 この新年会に参加している日本人を見て「日本人細っ!!」と感じました。でっかいエクアドル人に目が慣れてしまった影響です。日本人は細いというか健康的な体型をしていると実感しました。多分、それは栄養バランスのとれた日本食と大きく影響しているのだと思います。

 しかし、熊のように食べた私は、その日2kgの体重増。いくらバランスの良い日本食でも食べすぎには要注意です。


2013年1月24日木曜日

エクアドルの歯科医院

私がエクアドルの生活で恐れていることは3つあります。①犯罪に遭うこと ②犬に咬まれること ③病院に通うことです。そんな私ですが、年始から歯科医院に通っておりました。

病院に通うことが嫌な理由は、医者の話す用語がしっかり理解できないこと、そして日本の病院に比べエクアドルの病院は設備が整っていないことです。自分の身体を治療するのに、その内容がしっかり理解できないほど不安なことはありません。綺麗で設備のよい日本の病院しか知らない私にとって、 エクアドルの病院で治療するほど怖いことはありません。

年末から左奥の歯茎が痛み出し、仕方なく歯科医院に行きました。その病院は設備が不十分。「やばいな~」と思っていました。すると、医師が「歯内治療かもしれないし、レントゲンのある歯科医院に行きなさい。」と言いました。そして、紹介された医院に行き、レントゲンを撮ると、やっぱり歯内治療が必要だと診断を受けました。エクアドルに来る前に日本で治療した箇所がしっかり治っておらず、その虫歯菌が歯茎まで達し、私の歯茎を腫れさせたらしいです。しかもその治療には専門的な技術が必要とされ、誰でもできるそうではないそうです。本当にややこしいことになってしまいました。

そして、歯内治療の専門医のいる歯科医院を紹介され、そこに行きました。もし、設備の整っていない医院であれば日本まで我慢しようと考えてましたが、日本並みに綺麗で充実した設備のあるところでした。また、医師もやさしい人で私が理解するまでしっかり説明してくれました。電子辞書を片手に、治療台に座り、わからない単語は辞書を引き引き。それでも彼女は私が調べ終わるまで待ってくれました。
綺麗な設備、やさしい歯科助士と歯内治療の専門家。
3回の治療の結果、問題なく歯内治療を終えることができました。

日本の治療の尻拭いをエクアドルの歯科医院が行ってくれた訳です。病院をしっかり選べば、エクアドルの病院も怖くありません。私がエクアドル恐れていることは一つ解消できました。

2013年1月23日水曜日

エクアドル人に春巻き

私の一番好きな食べ物は「母の作る春巻きです」

母が「お世話になってるエクアドルの家族に私の春巻き作ってあげたいけど、作れないから、あんたが作ってあげたら?」とナイスアイデアをエクアドルに投げ込んできてくれました。

そして、先日家族に母の思いを大好きなエクアドルの家族に伝えるべく、春巻きつくりに挑戦しました。


大大好評。
今まで、豚の角煮、コロッケ、そば、そしてラーメンを提供してきましたが、今までで一番喜んでくれました。「この感じ初めてやけど、すごくおいしい」と言って気持ちよく食べてくれました。自分のおいしいと思うものを外国人もおいしいと感じてくれるのはうれしいものでした。


皮のパリッとした食感、春雨、そして、ポン酢の味など、彼らにとっては初めてなものがたくさん詰まった春巻きが大成功。「母の感謝の気持ち」という最高の隠し味がさらにおいしくしてくれたのだと思います。

エクアドルでの生活も残り約50日。最近、思うことが「エクアドルの生活を充実させてくれた、友達や家族に、恩返ししなあかんな~。」です。

次はどんな恩返し大作戦ができるやろか??。

2013年1月21日月曜日

エクアドルのコーヒー牛乳!

私は多分、コーヒー中毒です。食後にコーヒーが飲めないとウズウズしてしまいます。そんな私がエクアドルの生活で不便に感じていることは、缶コーヒーが売っていないことです。日本人と同じくらいコーヒーを飲む国なのに、缶コーヒーが売っていないのです。もちろん自動販売機もありません。缶コーヒーどころか、パックのコーヒーも販売されておらず、食後に売店でコーヒーなどを買えません。お店でコーヒーを注文するしか方法がないのです。

私は、同僚に「なぜ、エクアドルではコーヒーの缶やパックを販売しないのだ」と質問しました。すると彼女は「エクアドル人はホットコーヒーしか飲まないからだ。」と答えてくれました。確かに、エクアドルでアイスコーヒーを見たことがありません。

そんな中、最近になって馴染みの売店で瓶のコーヒー牛乳を発見しました。
CAFFE LATO。
コーヒー牛乳。
私が知る限り、エクアドルで唯一の店頭に並ぶコーヒー系の飲み物です。この瓶に、もっと早く出会っていれば、私のエクアドル生活はより充実していたものになっていただろうに・・・。しかし、お店の方が言うには、エクアドル人はあまり買わないそうです。そこで私は「週に3回は買いに来るから継続して仕入れてな!?」とお願いしました。最近は、お店に陳列せず、私のために保管しといてくれます。食後や休憩時間にこのコーヒー牛乳を飲むのが私の一つの幸せです。

私は、たぶんコーヒー中毒です。

CLAUDIAの味は結婚の味!?

CLAUDIA(クラウディア)とはスモモのことです。

先日、山奥の学校で5人の先生相手に算数研修会を行いました。その後、その先生たちに「GENKI、クラウディアを食べに行こう」とスモモ狩りに誘ってくれました。残念ながら、研修会の時には見られなかったイキイキした表情でした(笑)

私と私の同僚、そして5人の先生、計7人で車に乗り込み、ある先生の家に行きました。その家の庭には多くのクラウディアの木が生っていました。
クラウディア。
みんなクラウディアをもぎ取り、その場で食べました。もぎたてのクラウディアの味は格別。
食べるのが追いつかないほど、クラウディアが生ってました。

私の持ち帰り用にかごでクラウディアを集める先生。
クラウディア狩りが一段落した後、先生たちが「どんな味がした?」と聞いてきました。私は素直に「ちょっと酸味があるけど、甘くておいしかった」と答えました。すると先生たちはニヤニヤしながら「エクアドルでは、クラウディアの味は結婚の味って言われてるんだよ!」と答えました。

イマイチ、ピンと来ない言葉だったので「結婚の味って何?」と聞き直すと、以下の答えが返って来ました。

「初めは甘くて、後から酸っぱさがやってくるってこと」

エクアドル支部長30歳、本日、一歩大人に近づいた気がします。

2013年1月19日土曜日

エクアドル人にラーメン

先日、同僚や家族に日本の即席ラーメンを作って食べさせました。
私の大好きなマルタイラーメンに、ゆで卵、から揚げ、わかめ、ねぎを盛り付けました。
同僚の息子、ブラディー。
スープがおいしいと言って、スープまですべて飲み干してくれました。

同僚のラリー。
おいしといってましたが、箸の使い方に苦労し、食べ終わる頃には麺がのびのび。

我が家のパパと娘。ラーメンとは関係なしに素敵な写真です。
私も子供がほしくなりました。

みんなおいしく食べてくれました。意外にも好評だったのがワカメです。初めは、ワカメに不信感を持ちながら口に運んでいましたが、「おもしろい触感でおいしい」と言って食べてくれました。もちろん、エクアドルにはワカメを食べる習慣がありません。

ワカメは日本海岸のあらゆるところと朝鮮半島のみに産するそうです。欧米でも最近では和食ブームの影響で人気が高まっているそうです。

最後に、我が家のアイドル3歳の娘エベットちゃんのダイナミックなラーメン食いの写真をお届けします。
① 箸に麺を巻き付け、

② そのまま口に運び、

③ 最後は両手で口に押し込みます。
彼女は将来、大物になると思います。


日本を訪れたエクアドル人が語る「日本の印象」

先日研修会に行った学校は、今年、日本で行われた舞台芸能の国際フェスティバルに参加しました。生徒16人、教師3人が富山県に行き、ミュージカルを披露したそうです。

その先生たちが熱く日本の印象を語ってくれました。その中でも3つ印象に残ったことを紹介します。
①日本人はよくキャベツを食べる。②日本では落し物が返ってくる。③日本は静か。この3点です。

①日本人はよくキャベツを食べる。
彼らは約2週間日本に滞在しました。その間、ホテルなどでいろいろな日本食を食べました。味噌汁や豆腐、刺身など、どれも好評でした。特に富山で食べた白ご飯が最高においしかったそうです。

ある先生が「日本人はなぜキャベツをたくさん食べるのだ?」と私に質問しました。確かに、エクアドルでコールスローを食べたことがありません。一方、日本ではフライ物には必ずキャベツがついてきます。揚げ物が多いエクアドルに、揚げ物と相性のいいキャベツが出てこないのは不思議です。だから「揚げ物と相性のいいキャベツを、なぜエクアドル人は食べないんだ?」と逆に質問しました。彼らは「さあ?」と言っていました。

②日本では落し物が返ってくる。
滞在中、2名の生徒が落し物をしたそうです。一人はIPHON、もう一人はカメラ。二つとも、翌日交番に届いていたそうです。彼らはその不思議な現象に驚いていました。「なぜ、落としたものが返ってくるんだ?。なぜ自分のモノにしないんだ?」と。日本人の私にとっては、とても気分のいい話でした。確かにエクアドルでものを落としたら、即あきらめます。日本人ってすごい人種なのかもしれません。落し物をした生徒たちは、一生、日本に好意を持ってくれることでしょう。

③日本は静か。
「日本は落ち着いていて静かだった。」この言葉は意外でした。エクアドルより日本の方が人も交通量も格段に多いです。でも彼らは「静かだった」と言いました。彼らが言うには、「道がきれいで車も質が良く、音を立てず走っている。クラクションもあまり鳴らさない。街のシステムがすばらしく、人の多さを感じなかった。人もおだやかだった。」と。

3人の先生は、日本をべた褒めしていました。その内の一人は「お金をためて4年後もう一回行くのが私の夢です」と語ってくれました。日本を実際に訪れた人が、日本の良さを実感し、日本を好きになってくれるのは嬉しい話です。

私は、この話を聞いて、「日本人としてエクアドル人の見本になるように活動や生活をしていかなければ」と思いました。残り2か月、エクアドル支部長がんばります。



2013年1月18日金曜日

エクアドルの総選挙

2013年1月4日から2013年総選挙の選挙運動がはじまりました。そして、2月17日日曜日に大統領選挙投票、国会議員選挙投票が行われます。
私の住むリオバンバ市でもいたる所に選挙ポスターが貼られ、選挙カーが走り回っています。その選挙カーがエクアドルらしくてついつい写真をとってしまいました。
選挙カー?
今、エクアドルではこんな車がたくさん走っています。車のカラーを、支持する議員に変えています。この車の持ち主は、この車で会社に通勤したりします。

そして、夕方には支援者が集まり、列になって車で街を走ったりします。
支援者が車で広報活動。
この車の列のおかげで、大渋滞(笑)。

車で広報活動していますが、演説は一度も聞いたことがありません。これからなんでしょうか?エクアドルの選挙いろいろ面白いことが起きそうなので、しっかり観察していきたいと思います。




2013年1月17日木曜日

エクアドル人の癖?

エクアドル人の行動でとても気になることがあります。1年半の間、常に気になってました。みなさんはどう思いますか? 以下の写真です。
携帯電話で話を聞いているとき。
携帯電話で話しているとき。

 携帯電話で話すエクアドル人の一般的なスタイルです。違和感ありませんか?

私が気になるのは、話すとき携帯電話をわざわざ口元に持っていくトランシーバースタイルです。日本ではなかなか見かけなかったスタイルです。
「そんなことをしなくても、しっかり音声は伝わるのに!」って思ってしまいます。この姿を見るたびに、1人でニヤついてしますエクアドル支部長です。

2013年1月15日火曜日

パナマはほんまにいい国でした。

これ以上パナマの書いたら、ブログ名を変更しなければならなくなるので、パナマについては今日を最後にしたいと思います。でも、たくさんの発見があったので、写真と共に紹介していきます。
宿泊したホテルの手前にあったミニスーパー。
名前は「たかい」。店主は意味を知っているのでしょうか?とりあえずシャッターを切りました。
パナマ運河は、以前、アメリカ合衆国が管理していたということもあり、パナマには多くのアメリカ人がいます。そのため、アメリカンフットボールの番組が毎日やってました。私のようにアメフト観戦が趣味の人間には最高の環境でした。
パナマのレストランに行くと、メニューと一緒に水が出てきました。ビビりました。
普通外国では、水は有料なので、注文しないと出てきません。
日本のように、パナマの浄水設備が整っているので、水道水が飲めるから、こんなことができるのでしょう。パナマすごい。
パナマ市内の高級ホテル前に泊まっていたハイヤー。
中でキャッチボールできそう。
パナマにも国内生産しているビールが数種類ありました。
PANAMA、SOBERANA,ATLAS,そしてBALBOA。
どれも、すこぶる爽快でおいしかったです。その国のビールをその国で飲むのが一番おいしいんだと感じました。


パナマはほんまにいい国でした。

2013年1月14日月曜日

パナマの高層ビル、交通事情、そしてMOLA。

飛行機でパナマ空港に着陸する直前、一か所だけ高層ビルが立ち並んでいる場所がありました。そこがパナマの首都パナマシティーです。それ以外の場所は一面緑だったので、少し違和感を感じました。
パナマの高層ビル街。
「高けりゃいいってもんじゃないでしょ~!」って突っ込みを入れたくなるほど高層ビルだらけでした。

上の写真を見て、ビルの高さ意外に注目できるのが「大渋滞」です。私の経験では、朝の8時から夕方6時くらいまでは常にこんな感じでした。
50m進むのに15分かかりました。
日本のお正月Uターンラッシュ以上。
私の見解では渋滞の原因は、運転マナーの悪さと、車の数にあった交通網が整備されていないことです。タクシーに乗った際、運転手に「毎日渋滞で嫌にならないのか?」と聞きました。すると、即答で「まあ、仕方ないからな~」と言う返事が返って来ました。あまり、苦ではないようです。そのストレスをためない考え方を私にも分けてもらいたい。

こんな高層ビルとたくさんの車が走るパナマシティーでは、先住民のクーナ族をちらほら見かけることができます。近代的な都市とは正反対に、クーナ族は昔からの伝統的な衣装を身にまとい生活していました。
民芸品を販売するクーナ族のおばさん。
このクーナ族の代表的な民芸品の一つが、MOLA(モラ)です。上のおばさんの衣装もモラでできていました。
モラ。
モラとは逆アップリケ風の布のことです。
作り方は、以下の感じです。
布地を4~5枚重ね、動かないように周りをしつけで止めます。
②いちばん上の布から、デザインに沿って順々に切り取り、下の布を出していきます。

模様な色使いが独特で不思議な調和を見せ、私をとりこにしました。モラの布やバック、鍋つかみなど大量に買いました。エクアドルでもメキシコでも感じたことですが、先住民族の作る民芸品は、人の心をがっちりつかむ力を必ず持っています。
民芸品売り場の背景には、パナマシティーの高層ビル街。

2013年1月13日日曜日

パナマの古代遺跡と歴史地区

パナマには世界遺産に登録されている古代遺跡(パナマビエホ)歴史地区(カスコビエホ)という場所があります。2つとも大昔のパナマの都市です。

でも、なぜ2つも???

浅はかな知識ですが説明します!

パナマビエホは現在のパナマ市の中心部から8kmに位置します。アメリカ大陸の太平洋側としては最初のスペイン人の植民都市でした。しかし、1671年にイギリスの海賊ヘンリー・モーガンの来襲によって徹底的に破壊されました。この場所での再建が難しいと考えた当時のスペイン人が、別の場所で再建を計りました。その都市が現在のカスコビエホです。再建以降は中南米有数の貿易拠点として発展しました。

パナマビエホは「THE 古代遺跡」って感じでした。破壊された跡が生々しくのこっていて、独特の雰囲気がありました。
パナマビエホの中で最も大きな建物。
上記の写真の建物最上階からのパナマビエホ。
パナマビエホの教会跡。

一方、カスコビエホは、教会や修道院など、スペインの植民地時代の建物が当時のままの様子で残っていました。。
カスコビエホのカテドラル。

教会の内部。すべて黄金だそうです。
ヘンリーモーガンの襲撃により、パナマビエホにあった宝石や金などのお宝はほとんど盗まれたそうです。しかし、教会内部の金は盗まれずにすんだそうです。そのため、その金をそのままカスコビエホに持っていくことが出来ました。

カスコビエホを観光していて、少し残念だったのがいたるところで補修工事が行われていたことです。
カスコビエホの工事の様子。
現在、パナマは国を挙げて、カスコビエホをよりよい観光地にするために努力しています。そのため、いたる所で工事が行われていました。そのため、歴史地区の雰囲気を十分に味わうことができませんでした。来年ぐらいに来たら、素敵な歴史地区になっていることでしょう。その時にもう一度観光したいものです。

また、来年もパナマ運河マラソン参加しよかな~。



2013年1月12日土曜日

パナマの市内バス

パナマ市には、2種類の市内バスが走っていました。
2年前から走っているらしい新型の市内バス。

旧型の市内バス。存在感半端ない。
旧型のバスのやんちゃな感じが私は気に入りました。地元の人は旧型バス「白い悪魔」と呼んでいました。市内バスに「悪魔」と名付ける辺り、さすがラテンです。この白い悪魔にはいろいろなカラーがあり、それぞれ抜群の存在感を出していました。
何色とも言えない白い悪魔。
この白い悪魔、夜になると、もっとやんちゃになります。