2013年1月8日火曜日

パナマコーヒー その一

今回のパナマ旅行の一番のめあては「コーヒー農場見学」でした。パナマ運河観光の翌日はパナマ市から飛行機でボケテというコーヒーの産地に移動しました。
パナマ市の空港ロビーにあったカフェ。
さっそくボケテ産のコーヒーがズラリと並んでいました。

ボケテに到着してさっそく感動しました。なぜなら、多くのツアー会社が「コーヒーツアー開催」の看板を店頭に出してくれていたのです。コーヒー馬鹿には天国のような場所でした。そんな私は二日間の滞在中、3回もコーヒーツアーに参加しました。おかげでコーヒーについてかなり詳しくなりました。今日は、パナマコーヒー全般について書き、明日はコーヒーの生産方法について書く予定です。

コーヒーの生産が世界1位はブラジル、2位はコロンビア、そして3位がパナマです。世界のコーヒーはほとんど中南米で生産されている訳です。気候、地理的条件がコーヒーに適しているからです。そんなコーヒーの起源はエチオピアだそうです。そしてツアーガイドが以下の話をしてくれました。

エチオピアに、ある羊牧場がありました。そこにはコーヒーの木が多く植わっていました。そこで働いていた羊使いが、不思議に思うことがありました。
「なぜ、この羊たちはこんなに元気なんだ?」
彼は「その原因はコーヒーにあるのではないか?」と思い、コーヒー豆を摘み、その豆をお湯に混ぜて飲みました。しかし、まずくて飲めたものではなかったそうです。残った豆は倉庫に捨てられました。後日、その倉庫が炎上。焼け跡からいい匂いがします。焼けたコーヒー豆のにおいです。その豆をお湯に溶かして飲むと、おいしいし元気が出てくるではありませんか。これがコーヒーの誕生秘話です。

コーヒーのカフェイン効果の第一発見者が羊だったは驚きです。
CAFE LUISという会社の社長90歳。
長生きの秘訣はカフェイン??
その他、驚いたことは「ゲイシャコーヒー」の存在です。
ゲイシャコーヒーの豆
コーヒーの木にはいろいろな種類があります。パナマだけでも30種類以上のコーヒー豆が栽培されています。その中でも最も高く売れるのが「ゲイシャコーヒー」なんです。もともとは「ゲシャ」という名前の品種だったそうですが、商売人が芸者「ゲイシャ」という名前で売りに出したそうです。今年、ある農家の芸者コーヒーが100g1万円以上の値でアメリカの業者に出荷されたそうです。それを聞いた瞬間ゲイシャコーヒーが宝石のように見えてきました。

ある農場を見学中、運よくゲイシャコーヒーを試飲することができました。
カップに注がれるゲイシャコーヒー。
100g1万円と聞いたら、まずく感じるわけありません。おいしかったです。


明日は、コーヒーの生産について書きます。











2 件のコメント:

  1. オレオのところで投稿しましたがナビスコはアメリカの会社でお菓子のオレオは主に英国市場に向けて発売された。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%82%AA

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  2. そうなんすか!だから年米にたくさんあるんや!ありがとうございます。

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