2012年2月26日日曜日

豚の解体ショー

CARNAVALの期間、TIXANで豚が見事に調理されていく様子をむることが出来ました。
表面を焼いた豚の皮をはいでいるところ。
この豚の解体ショーはエクアドルでは頻繁にみかけます。普段は通りすぎるだけですが、暇だったのでじっくり観察させてもらいました。

①表面は焦げ目が少しつく位までしっかり焼きます。多分、消毒と虫除けを兼ねて表面を焼いているのだと思います。

②次に皮をはぎます。この皮をaji(唐辛子のソース)や塩で頂くのが一般的です。私があまりに熱心に観察しているので、解体してている女性が私に皮を与えてくれました。
豚の皮とaji。背景には斧が刺さったままの豚が。
 皮ですが、あっさりしていて歯ごたえもよくおいしいです。酒のつまみに最高やと思います。しかし、根毛の後がしっかりのこっているので、見た目はグロテスクです。

 ③次に脂肪だらけの肉を一口大の大きさに切り落としていきます。全て切り落とされた後は、豚の頭だけがまな板の上に残ってました。
一頭からとれる肉の量はものすごかったです。
 ④次に③の肉を大きな鍋に入れて炊きます。

 途中で、にんにくやビールなどを入れて味付けするそうです。後半は、豚の脂が大量に溶けて、豚がフライされます。豚が豚脂で揚げ豚になるわけです。炊き始めてから完成まで数時間かかるらしいので、いくら暇な私もその場を離れました。
完成したら、以下の写真みたいな感じでおいしく盛り付けられます。これめっちゃおいしいんです。
キャベツの上に乗っているのが、完成した揚げ豚。CARNE FRITADAと言います。

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