2011年11月16日水曜日

死者の日~11月2日~

11月2日は「死者の日」という祝日でした。なんとも怖い名前です。祝う日からは連想しにくいネーミングですが、意味は日本で言う「お盆」のような感じです。家族でお墓に行き墓を洗い亡くなった方を想う日ださそうです。

その日にエクアドル人が伝統的に食べるのが「COLADA MORADA(コラダ モラダ)」という紫色の飲み物と「GUAGUAS DE PAN(グアグアス デ パン)という子どもの形をしたパンです。
コラダモラダとグアグアスデパン 
コラダモラダはとうもろこしの粉をベースに木苺、ブルーベリー、パイナップル、イチゴ、ババコと、各種スパイスを加えて作られる温かいのみもの。ドロッとしておしるこみたいな舌触り、味はイチゴジャムにとうもろこしの粉を混ぜたような感じでした。これが意外においしい。次に紹介するパンとの相性が抜群!ジャムを付ける代わりに、コラダモラダを口に少々含んで、子どもに噛り付く食べ方が私のお気に入り。

グアグアスデパンは、子どもの形をした普通のパンにデコレーションがしてあるもの。いろいろな形があり、子どもの名前がデコレーションしてあるものもありました。
子ども6人と大人1人
なぜ、コラダモラダは紫色で、グアグアスパンは子どもの形をしているのか不思議で、同僚に聞くとゾッとする回答が帰ってきました。

 昔、インディヘナは死者の日に、子どもを神に授けていたそうです。もちろん、現在はそんなことはできません。その代わりに、パンを子どもの形にしているそうです。そして、コラダモラダは、その子どもの血を表現するために紫色なんです。

 笑顔で写真に写っている場合ではありませんでした。この習慣はエクアドルだけなのでしょうか? 来年の死者の日までに調べておきます。

1 件のコメント:

  1. たしかに
        ゾッ....ゾッッッ.....
    と   する話 やね....... angy

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