2011年11月15日火曜日

エクアドルの病院事情

ビルカバンバでハイキングに参加した際、途中で怪我をしてしまいました。大した怪我ではなかったのですが、念のため病院に行きました。ついて来てくれた友人には悪いのですが、はじめてのエクアドル病院に少しワクワクしていました。

診察室に入り、ドクターに事情を説明し傷口を見せると、メモに何かを書き始めました。そして、彼は、私の友人に「これを買って来い。」と言ってメモを渡しました。

患者が、治療に使う薬剤などを薬局で購入し、それで治療するという斬新なスタイルです。以前からエクアドルには薬局が多いと感じていましたが、その謎が解けました。

友人は、私のために薬局を駆け回ってくれましたが、一つ見つからないものがありました。すると、ドクターは「別のを買って来い」と言いました。 私は心の中で「別のでいいの?」と思いましたが、仕方ありません。治療はすぐに終了し、ビクビクしながら治療費を尋ねると、ドクターは不思議そうな顔をしました。そして、「お大事に」と言って、次の患者の診察を始めました。

なんと、診察料、治療費がタダだったんです。支払ったのは薬局で買った薬代のみ!なんとすばらしい国なんでしょうか!
診察室の様子。
  後で家族に聞いた話ですが、国立の病院では出産費用なども無料だそうです。

傷口はその後順調に回復しました。

薬局活用無料スタイルのエクアドル病院事情に触れ、また一つエクアドル人に近づけた気がします。

1 件のコメント:

  1. たいへんでしたね.

    傷は 大丈夫ですか?
    怪我の絶えない支部長が いままで 無事なのが

    不思議なくらいやったゎ!!笑”””笑”””
                         angy

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