2012年12月16日日曜日

クリスマス~日本とエクアドルの違い①~

今、エクアドルはクリスマスムード一色です。同じクリスマスでも日本とエクアドルでは大きく違います。数日にわたってその違いをブログで説明していこうと思います。

教え子たちへ問題です。クリスマスとは何の日か知っていますか?」

クリスマスとは「イエスキリストの誕生日」であり、キリスト教の一つの行事です。ということは、キリスト教がしっかり根付いているエクアドルのクリスマスが正当で、日本のクリスマスは異質な訳です。日本のクリスマスに慣れてしまっている私にとって、エクアドルのクリスマスには、興味深いことが多くあります。その中でも今日は、「NOVENA(ノベナ)」を紹介します。

ノベナとは、12月16日から24日まで9日間にわたって行われる行事です。同僚がそのノベナに誘ってくれました。キリスト教信者でもなく、ノベナの意味も全く知らない日本人ですが、せっかくなので参加してきました。
修道女とクリスマスツリー
部屋に入ると、修道女がクリスマスツリーの横に座っていました。そして周りには多くの人々。
近所の人々や家族が同僚の家に集合。
修道女は聖書のようなものを片手に、キリストが誕生した経緯や意味などを説いていました。参加者はその言葉に耳を傾けたり、自分の意見を述べたりしていました。約1時間行った後、みんなでパンとコーヒーを飲みノベナは終了しました。これを9日間行うそうです。9日目の12月24日の夜は教会で最後のノベナが行われます。

参加してみて、なんとなくノベナの意味がわかりました。
多分、ノベナとはキリストの誕生の意味をみんなで改めて考え、信仰心を維持向上させていくものです。

日本人にとって、クリスマスは「プレゼントがもらえたり、クリスマスケーキを食べれたりする楽しい日」ですが、本当は、信仰心を高めていくという宗教的にとても大切な日みたいです。





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