2011年12月12日月曜日

エクアドルで初おにぎり

 金曜日に、インフルエンザワクチン接種のためQUITO(キト)に行きました。体調は万全ではなかったですが、薬草とマンゴーのおかげで徐々に回復していたので、何の疑いもなく目的地に到着しました。
一応、職員に今週体調を崩していたことを伝えると、「大丈夫と思うけど、1回体温測ってみよう」と勧められました。

 するとビックリ!私の体温は38度。既にインフルエンザ級の高熱。今まで全くしんどくなかったのに、体温計を見た瞬間から急にしんどくなり始めました。情けない男です。

 「明日の朝、熱が下がっていたらワクチン接種しよう」という事だったので、すぐに宿に戻り、ひたすら寝続けました。

 すると翌朝の体温は36度台。なんとかワクチン接種をすることができました。キトの街を少し観光してからリオバンバに戻る予定でしたが、完全回復のためすぐに自宅にもどることにしました。その際、同僚の方が「朝食べてへんやろ。これ食べ!」と言っておにぎりを渡してくれました。懐かしいおにぎりとその気持ちに泣きそうになりました。
具はジャコとゴマ

具は高菜とゴマとジャコ
 帰りのバスの中で食べました。史上最高のおにぎりでした。弱ってるところにこの懐かしい味。

 そんな感じで、私がおにぎりに夢中になっているとき、ふと横を見ると、あるエクアドル人が不思議そうな顔でおにぎりを見つめています。そして、次のように質問してきました。
「それは、なんていう食べ物だ?」
そして、私は「BOLA DE ARROZ(ボラ デ アロス)」と思いつきで答えました。意味は米ボールです。
しかし、エクアドル人は全く納得していません。それも無理はないです。なんせエクアドルには「おにぎり」がないのです。ましてや、エクアドルのサラサラのお米ではおにぎりは作れません。私は、日本人でよかったと改めて思いました。

 エクアドル支部長、おにぎり効果で順調に回復しております。

2 件のコメント:

  1. おにぎりで私もにたような体験が有り折々に思い出します 高校生のときヒッチハイクしながら北海道に行ったとき 函館にはいり夜泊まる所も無く民家の玄関さきで休んでいたとき その家の奥さんがおむすびを差し出してくれたのです その時食べた味わいが生涯で1番のおにぎりで今も変わりません 人のぬくもりが伝わる食べ物ですネ 私いよいよ14日から機上の人になります 荷物はバックパックだけです かさばらない物なら頼まれますが、、、奈良の住人より

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  2. 奈良さん

    支部長に もし 逢えたら ちょっと弱ってる 
    彼を 元気づけて ください。
                     angy

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