アメリカ大陸は切れることなく大陸がつながっています。そのため、船がアメリカ大陸を通過する際、大回りしなければなりませんでした。そこで、アメリカ大陸でもっとも細い部分のパナマに人工の運河を建設しました。それがパナマ運河です。人類最大の土木工事と言われ、10年の歳月をかけ1914年に開通しました。
船が運河を通過する時間は約10時間。一日平均40隻の船が通航します。もちろん、パナマ運河を通過するには通行料がかかります。調べたところ、年間約6億ドル(490億円)ほどの運河通航料収入があるそうです。
このパナマ運河を大型船が通過する様子は大感動でした。写真でその感動を伝えます。
まず初めに、運河の簡単な構造から。例えば、太平洋から来た船は階段のようになった運河を登ってきます。水量調節を行い、水位を同じにし、一段づつ船は登ってきます。そして海抜の高いガツン湖に来たら次は一段づつ下がっていきます。私は、ミラフロアという場所で運河見学を行いました。
では、どのように船が通過していくのか紹介します。
①水門の左と右の水位の違いに注目。 |
②太平洋側から来た船が門まで接近し、停止。 |
③門の右側の水が左側に徐々に移動。 |
④約20分後水位が同じに。 |
⑤水門が開く。 |
⑥船が通過 |
パナマ運河に併設されていた博物館、以下のような映像がありました。その映像を前に、私は一人興奮してしまいました。
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