2013年1月14日月曜日

パナマの高層ビル、交通事情、そしてMOLA。

飛行機でパナマ空港に着陸する直前、一か所だけ高層ビルが立ち並んでいる場所がありました。そこがパナマの首都パナマシティーです。それ以外の場所は一面緑だったので、少し違和感を感じました。
パナマの高層ビル街。
「高けりゃいいってもんじゃないでしょ~!」って突っ込みを入れたくなるほど高層ビルだらけでした。

上の写真を見て、ビルの高さ意外に注目できるのが「大渋滞」です。私の経験では、朝の8時から夕方6時くらいまでは常にこんな感じでした。
50m進むのに15分かかりました。
日本のお正月Uターンラッシュ以上。
私の見解では渋滞の原因は、運転マナーの悪さと、車の数にあった交通網が整備されていないことです。タクシーに乗った際、運転手に「毎日渋滞で嫌にならないのか?」と聞きました。すると、即答で「まあ、仕方ないからな~」と言う返事が返って来ました。あまり、苦ではないようです。そのストレスをためない考え方を私にも分けてもらいたい。

こんな高層ビルとたくさんの車が走るパナマシティーでは、先住民のクーナ族をちらほら見かけることができます。近代的な都市とは正反対に、クーナ族は昔からの伝統的な衣装を身にまとい生活していました。
民芸品を販売するクーナ族のおばさん。
このクーナ族の代表的な民芸品の一つが、MOLA(モラ)です。上のおばさんの衣装もモラでできていました。
モラ。
モラとは逆アップリケ風の布のことです。
作り方は、以下の感じです。
布地を4~5枚重ね、動かないように周りをしつけで止めます。
②いちばん上の布から、デザインに沿って順々に切り取り、下の布を出していきます。

模様な色使いが独特で不思議な調和を見せ、私をとりこにしました。モラの布やバック、鍋つかみなど大量に買いました。エクアドルでもメキシコでも感じたことですが、先住民族の作る民芸品は、人の心をがっちりつかむ力を必ず持っています。
民芸品売り場の背景には、パナマシティーの高層ビル街。

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