2011年8月3日水曜日

エクアドルの卒業式

 本日、ホームステイ先の息子がめでたく大学を卒業しました。アボガドになる資格を得たそうです。もちろん、食べ物のアボガドについて研究していたわけではなく、abogado(アボガド)とは、弁護士らしいです。長男は弁護士、次男は医者、そして両親は教師(父親は重役)というお堅い家庭ですが、お父さんは底抜けに明るい人です(笑)


その長男の卒業式に呼ばれたのですが、驚くことがたくさんありました。
まず、親族一同卒業式に参加します。なんと15人以上の親族が長男の卒業式をお祝いします。そして、卒業式の後、その親族全員でレストランに行き、祝賀会です。もちろんレストランは貸切。

この親族一同を巻き込んだ一大行事は、エクアドルでは一般的な習慣らしいです。日本では、考えられない習慣ですが、とても素敵な習慣だと感じました。家族を大切にする南米の素敵な一面を発見できました。

ちなみに、私は大学時代1回生から4回生まで皆勤でしたが、卒業式だけ寝坊して参加できなかったという苦い経験があります。加えて、小学校の離任式も遅刻しました。ほんまに締まりのない人間です。
チンボラソ国立大学の卒業式に紛れ込んだ唯一の日本人
卒業生達。とってもいい雰囲気の卒業式でした。
もちろん最後は、みんな帽子を投げてました。

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