ボリーバル県の中心地から、車で30分、山道を登っていくと、小さな集落が見えてきました。そこがサリナスです。この村には岩塩鉱山があります。塩はスペイン語で「SAL(サル)」。そのサルからサリナスという名前がつきました。
手前のむき出しになった部分が岩塩鉱山。 現在も岩塩が採れるそうです。 |
1971年に、モンスカンディードラダという司教(多分イタリア人)が、村の発展のためにボランティア(多分イタリア人)を招いたそうです。そのおかげで、サリナスには欧米の技術を導入したチーズ工場やチョコレート工場などがあります。現在、そこで生産された商品は、SALINERITO(サリネリート)という商標でエクアドル国内だけでなく、海外でも販売されています。
サリネリートのマーク。
サリネリートのチョコレートは日本にも輸出されています。
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チーズ工場。 サリナスのチーズは、質、人気ともエクアドルトップレベル。 |
チョコレート工場。 以前、家族にサリネリートの板チョコを送ると、「今までで一番美味いチョコや」と言ってくれました。 |
右から、チョコラテ用のチョコ、ウイスキーボンボン、乾燥フルーツ、乾燥きのこ、チョコレート。 |
私もボランティアとして、チンボラソ県の教育向上に努めてますが、最も難しいと感じることの一つは、現地の人のやる気を持続させることです。
サリナスの人々は、イタリア人ボランティアから導入した技術を取り入れ、向上させ、大成功させた訳です。サリナス人はとてつもなくすごい人々だと思います。
サリナスの人々は、イタリア人ボランティアから導入した技術を取り入れ、向上させ、大成功させた訳です。サリナス人はとてつもなくすごい人々だと思います。
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