エクアドル人はパーティーが好きです。結婚パーティー、誕生日パーティー、15歳記念パーティー、そして、卒業記念パーティー。
昨日、我が家の次男が医学科を無事卒業したということでパーティーが開かれました。参加者はなんと150人。大学を卒業したということだけで、日本の披露宴級の会が開かれる訳です。このパーティーをほど一人で準備運営したパパの様子を見ていて、日本とエクアドルの違いを改めて感じました。
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参加者に配られたパーティーの招待状。 |
パパが中心となって、私を含めた家族全員で、約200人に招待状を配りました。そして、そのほとんどが前日配布です。事前にメールなどで連絡した様子もありません。それでも、8割が当日参加したわけですからものすごい話です。しかも、エクアドルのパーティーは基本参加費無料。すべてパパのお金でパーティーが運営されます。
配布された招待状には、2月2日土曜日夜八時開始と確かに書いてありました。
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2月2日土曜日夜八時の開場の様子。 |
ビックリしました。8時に全員が揃わないことは私のエクアドルでの経験から予想していましたが、ここまでとは。8時の時点で会場にいるのは、次男とパパと私と会場スタッフの6人のみ。しかし、私以外誰一人として、この状況に違和感を感じていません。
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2月2日夜9時の開場の様子。 |
開始予定時間から1時間経過してきた位から徐々に席が埋まってきました。そして、夜9時半ようやく卒業記念パーティーがはじまりました。予定通りかのように普通に始まりました。
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開会のあいさつ。 |
乾杯をした後、パパや息子などが挨拶を行いました。そして、はじまりました、エクアドル恒例の数時間耐久ダンスパーティー。
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みんなダンスをしている様子。彼はこの後数時間踊り続けます。 彼らは本当に楽しそうに踊り続けます。 |
十数回、エクアドルパーティーに参加してわかったことは、
「私には一晩中踊ることができない」ということです。私は、23時にサッと家に帰りました。家族たちが家に到着したのは、明け方4時半頃。
翌日の朝、家族が私に「なんで早く帰ったんだ?」と聞いてきました。私は「日本人だから」と答えました。彼らは不思議そうな顔をしていました。
エクアドルは好きです。でもエクアドルのパーティーは好きになれません。ごめんなさいパパ。
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