2月17日はエクアドル総選挙の投票日でした。私はその日の朝もランニング仲間5人と早朝ランニングしました。走り終わった後、彼らは熱く選挙について語っていました。政治用語が難しく全く理解できませんでした。まだまだですエクアドル支部長。
今回の選挙では、大統領と議員を選出します。エクアドルでは、18歳以上の国民は投票が義務化されています。
義務化された選挙の様子に興味があったので、コソッと投票の様子を覗いてきました。
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投票会場となったある高校の校門前。 |
日本同様、学校が投票所になります。身分証明書の番号によって、どの学校で投票するか決められます。国民全員が投票する訳ですから、校門の前は大勢の人と出店でお祭りのような雰囲気でした。投票時間は、朝の7時から夕方5時まで。
投票できなければ、約45ドルの罰金が課せられます。夕方5時になった瞬間、投票施設はすばやく撤収されました。間一髪間に合わなかった人は、関係者に詰め寄っていました。そらそうです。45ドル支払わなければならないのですから。私の感覚ではエクアドルの45ドルは、日本の2~3万円に相当します。
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ギリギリ間に合わず、関係者に懇願する投票者。 |
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5時に間に合わず入れなかった投票者達。 |
投票を済ませると、以下のような投票証明書カードが配られます。
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投票証明書カード。 |
これが投票した証明書となり、万が一、罰金を要求されても、この証明書を見せれば大丈夫なわけです。小さいですが45ドルの価値がある紙なのです。そのため、門を出たところには、その証明書をラミネートするお店が点在していました。多くの人はお金を払い証明書をラミネートし、財布に大切に保管していました。 とても興味深い光景でした。
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ラミネート屋さん。 |
そして、夜7時には投票結果がテレビ放送されました。
大統領はラファエルコレア氏。再選です。
「ラファエル大統領、私の大好きなエクアドルをよろしくお願いします。」
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