エクアドルの独立記念日は8月10日です。しかし、5月24日もエクアドルの独立に大きく関わりがあり、祝日となっています。
その二つの祝日の違いがはっきりわからなかったのですが、本日解決したので報告します!
15世紀にスペイン人がエクアドルに侵入して以来、エクアドルは約300年間スペイン領でした。1809年8月10日にキトの革命評議会により、自治運動が起こりました。この運動はすぐに鎮圧されてしまいましたが、その影響で多くのスペイン領の国で同様の運動が起こりました。その日、8月10日が「独立記念日」です。
次は、問題の5月24日です!この日は「BATALLA DE PICHINCHA(バタジャデピチンチャ)」と呼ばれています。意味は「ピチンチャの戦い」です。この戦いで初めてエクアドル軍はスペイン軍に勝利し、ピチンチャの地域(現在の首都キトがある場所)は解放が確定しました。この日5月24日を「ピチンチャ戦勝記念日」よ呼び、祝日となっています。
日本には「独立記念日」はなかったように思います。しかし、エクアドルをはじめほぼ全てのアメリカ大陸の国は独立記念日があります。そして、その日はその国で最も大切な一日です。祝日1つにしても異文化って面白いです。
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