2011年10月14日金曜日

セイロンベンケイ

 本日、田舎のある小学校の授業観察に行った際、教室で、ずっと探し求めていた植物を発見。それは、「セイロンベンケイ」という植物です。
セイロンベンケイ
南国原産なので、エクアドルで出会えるかな?と期待してました。
大学時代、この植物の面白さに心を奪われ、セイロンベンケイについて卒業論文を書きました。この植物の魅力は、「生命力」です。
セイロンベンケイの葉
例えば、この葉をちぎって水の上に数日浮かべておくとします。すると、葉のギザギザのくぼみの部分から、新しい命が生まれます。そして、たくさんの子孫を残した後、その葉は一生を終えます。この過程から別名「マザーリーフ」とも言います。以前、京都のLoftoで、このマザーリーフが一枚500円で売ってました。

 「セイロンベンケイに関するエピソード」
 教師になる前、教育実習先のクラスでセイロンベンケイを使って授業をさせてもらいました。子供たちに、セイロンベンケイの魅力を伝えた後、子供たち全員にセイロンベンケイを配りました。セイロンベンケイは南国原産のため日本の冬を越すのは難しいことを知っておきながら、「大事に育ててね~」と授業をしめくくってしまいました。

 そして、数年後・・・。
 
 もちろん私のセイロンベンケイは冬を越せず、枯れてしまいました。しかし、ある日、京都の四条通りを歩いている祭、キャピキャピの女子中学生が「先生」と声をかけてくれました。そしてこう言うのです。
 「セイロンベンケイの先生やんな!私のあのセイロンベンケイ3年後1m以上になって、花を咲かせて一生を終えはったわ。今は新しい葉っぱで、また育てなおしてるねん」と。
 

 我ながらええ話です。

 さてさて、後日、セイロンベンケイの観察日記ブログを更新します。ご期待ください。

1 件のコメント:

  1. あの。。セイロンベンケイ が 1mにもなるんやなぁぁ・・

    よしっっ!!!!!!
    今度 挑戦してみたいです。      angy

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