今日はちょっとええ話をさせてもらいます。
3月5日は普段通りランニング仲間のアンヘルと朝の5時半から一緒に走りました。1年7か月前、彼に誘われ始めて一緒に走ったコースを走りながら、いろいろなことを話しました。初めは私が彼のスピードになんとかついていけなかったのが、今は私が練習メニューを組み立ててトレーニングしていること。初めは犬におびえていた私が、今は犬を追い払えるようになったことなど・・・。そして、この日のメニュー45分ジョグを終えて、「一緒に走れるのも明日が最後やな~」と二人でしみじみ語り、明日も5時半から一緒に走る約束をして各自自宅に戻りました。
3月6日、朝の5時25分にアンヘルが私の部屋の窓をノックしました。常に10分ほど遅れてくる彼ですが、最終日はなんと5分前行動。アンヘルの隣には、故障でしばらく一緒に走れていなかったエディーもいました。そして、私の師匠ダニエルと嫁のアリシアとも合流し、公園に向かいました。
いつものランニングコースの公園に到着すると、いつも走りながら挨拶を交わすランニンググループ30人程度が私たちの到着を待ち構えていました。アンヘルが前日に他のランニンググループに声をかけてくれていたのです。そして、ランニンググループのリーダーが、40人程度のランナーを集め「今日はGENKIのラストランを祝うために全員で走ろう」と言ってくれました。そしてまだ日が昇っていない公園で40人が「VAMOS(バモス)」と大声を上げ、いっせいにスタートしました。なんて熱いランニング仲間。感動しました。
私が先頭を走り、公園内の周回コース4kmを走りました。最高に気分のよい25分間走でした。なぜか、ゴール地点に到着したのは半数の20人。残りの人は途中で引き返したり、早めに帰ったみたいです(笑)。
でも、エクアドル人の温かさを感じることができました。ほんまエクアドル人は熱いハートを持った人々です。
ゴールした仲間と記念撮影。 |
痩せれたこと、規則正しい生活ができたこと、いろいろなレースに参加し、いろいろな場所が知れたこと。そんな中でも一番の宝は、やっぱりエクアドルのランニング仲間です。いつか、彼らとリオバンバの公園で一緒に走り、挨拶を交わすためにも、日本でも走り続けようと思います。
先生、ら抜き言葉、気を付けてください。
返信削除教師なら当然です。