2013年3月19日火曜日

エクアドル人から学んだこと

現在3月18日午後4時。日本に帰宅するための荷物も整い、後は空港に向かうだけとなりました。このブログもあと2,3回で終了予定です。

17日日曜日、任地のリオバンバから3人のエクアドル人が200km離れた首都キトまで会いに来てくれました。ありがたい限りです。

AM 8:00 仕事のパートナーのラリーさんと会いました。
私の右側にいる女性がラリーさん。
彼女は、誰に対しても無償の愛情を注ぎます。私に対しても実の息子のように接してくれました。ほぼ毎日、昼食時に家に招いてくれて手作りのおいしいご飯を与えてくれました。私が体調を崩したときも病院まで付き添ってくれました。彼女は、私だけでなく誰に対してもやさしく接することができます。そんな彼女に「なんでそんなに人にやさしくできるの?」と聞いたことがあります。すると彼女は「人にやさしくしてもらったことがあるから」と答えました。


AM 10:00 ホームステー先のお父さんグスターボとキト観光をしました。
お父さんとの別れ際の様子。
彼は、挨拶をとても大切にします。誰に対しても明るく気持ちを込めて挨拶をします。そんな彼の周りはいつも明るい雰囲気がありました。


PM 3:00 ランニング仲間のアンヘルさんがキトの家に招待してくれました。
アンヘルの家族と私。
左から、アンヘル、ヘネシス、ビオレタ。
彼は、日本人を尊敬し、日本人から多くのことを学ぼうとする人です。私がエクアドルで最も尊敬する人はアンヘルです。それは、20歳も年下の私から多くのことを学ぼうとする姿勢がすばらしいからです。


ラリーさんに限らず多くのエクアドル人は、サービス精神旺盛で、外国人であろうが初対面であろうがやさしく接してくれます。会った瞬間から心を開いてくれます。そんなエクアドル人の性格のおかげで、超アウェーの外国でも楽しく過ごすことができました。そんなエクアドル人のおかげで、日本に帰ったら外国人にやさしくできそうな気がします。エクアドル人にはしっかり恩返しできなかった分、私が日本で出会うであろう外国人にオープンに付き合っていきたいと思います。

エクアドル人は挨拶をとても大切にします。抱き合ったりキスをしたり握手をしたりしながら「おはよう、調子はどうだ?」と挨拶をします。頭を下げて挨拶する文化を持つ日本人の私は、当初エクアドル式の挨拶に抵抗を感じました。しかし、今はエクアドル式の挨拶の威力をヒシヒシと感じています。エクアドル式の挨拶をすると心の距離がグッと縮まります。日本で抱き合った挨拶をすれば驚かれるので出来ません。しかし、日本に帰っても今まで以上に気持ちを込めて挨拶できそうです。

多くのエクアドル人は日本人からいろいろなことを学ぼうとします。他の文化を学ぼうとする姿勢はすばらしいと思います。私は今まで外国の文化を学んで自分の人生に生かそうとは考えたことはなかったですが、今後はいろいろな外国人と関わりそれぞれの文化の良さを吸収していきたいと思います。

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