2012年7月30日月曜日

100歳のパーティー

7月28日、パパのおばあさんの100歳記念パーティーがありました。
100歳のおばあちゃん
午前7時。
まず、我が家のパパを筆頭とした主催者がおばあちゃんを迎えにいきました。到着してビックリ、バンドグループが早朝からおばあちゃんの誕生日を祝い、住宅街で演奏です。住民は誰ひとり文句を言いません。

静かな朝に、バンドの演奏が響き渡ってました。
午前8時半。
パーティーの会場に移動しました。おばあちゃんの100歳のためにみんなが力を合わせた素敵な会でした。しかし、長い会でした。そのタイムスケジュールを写真でお届けします。

午前9時半~10時半。
100歳を記念するミサがありました。
キリストの歌や言葉などを唱えてました。
午前11時。
パーティー開始。
まず、初めはおばあちゃんの娘、息子、そして孫たちの紹介!なんとおばあちゃん、120人の孫がいるそうです。どうなったらそうなるのかわかりませんが、司会者は確かに言っていました「120人の孫」と。

娘、息子、そして孫たち。
午前12時。
バンドグループがお祝いの歌をプレゼント。この会場には300人の参加者がいました。みんななんらかの血縁関係がある人たちです。そして、参加費は無料。おばあちゃんの息子娘たちが各自600$ずつ出して、300人を招いたそうです。エクアドルの平均月収は約400$です。その中、各自600$の支払い。すごすぎます。
エクアドルのパーティーは、基本的に参加費はいりません。招待されて無料で参加するのがエクアドルスタイル。結婚式も同じです!

バンドの演奏。
午後1時半。
バンドのメンバーが変わり、ダンスパーティーに切り替え。
驚くなかれ、このダンスパーティーは夕方6時まで続きました。私、エクアドル人にはなれません。

約5時間、踊り続けるエクアドル人。
私は途中、誰にも見つからないところで休憩してました。
午後7時。
最後の歌手がコンサートをしている様子。
エクアドル人は、まだ踊っています。
舞台に上がって踊るエクアドル人
おばあちゃん100歳の誕生日おめでとう。私は、しばらくエクアドル式パーティーはお断りしようと思います。

2012年7月29日日曜日

エクアドルの工事中の看板

エクアドルの工事中の看板はこれです!
PELIGRO
HOMBRES
TRABAJANDO
看板の文字の意味は「危ない、男たちが働いている」です。

日本人のみなさんどう思いますか? 日本でこの看板を出したら、どこかの団体からクレームがつきそうです。

エクアドル人に「これをみてエクアドル人女性はどう思う?」と質問しました!すると「はっ??」と言われました。「男としか書いてないこと」という質問の趣旨を理解してもらうのに時間がかかりました。そして、帰ってきた返事は「そんなこと50年の人生で意識したことがなかった」という言葉です。

国が違えば、文化も大きく違うのだと改めて感じました!

2012年7月28日土曜日

エクアドルのお菓子 ~COCADA~

最近、私がハマっているお菓子は「COCADA(コカダ)」です。コカダとは、ココナッツ菓子のことです。ココナッツが栽培できる熱帯地方でもとてもポピュラーなお菓子です。
コカダ。
左がココナッツと白糖からできたコカダ。
右がココナッツと黒砂糖からできたコカダ。

ココナッツの内側の白い部分を削り取って、砂糖と合わせます。
ココナッツの内側の白い部分と砂糖を煮詰めて、固めただけのシンプルなお菓子です。これが、めちゃくちゃ美味いんです。特にコーヒーとの相性抜群。私のお気に入りは、茶色のコカダ、黒砂糖バージョンです。中南米に来た際は、是非お試しください。

2012年7月27日金曜日

グアヤキルレース DIARIO EXPRESO 10k

7月22日にグアヤキルで行われた「DIARIO EXPRESO 10k」というレースに参加しました。このレースは、エクアドルで行われるレースの中では2番目に大きな大会です。今回は18000人のランナーが10kmを走りました。
スタート直後の様子。
多くの参加者がいると聞いていたので、私はスタート30分まえからスタート地点でスタンバイをしていました。それでも既に1000人近くが既にいました。スタートの時間が近づくと、ぞくぞくと選手が集まってきました。おしくらまんじゅう状態でした。スタンバイ位置の目印のコーンなんてみんな関係ありません。エクアドル人ランナーは、協力してそのコーンを排除。そして、警備員の指示をみんな無視。警備員もあきらめ状態。

私は「スタートしたらどんなことになるのか?」という不安を抱えながら待っていました。そして、スタートの合図が鳴りました。

すると、びっくり1万8000人のランナーの見事な一体感。みんなが「コケルナ~、スタートはゆっくり~」と声をかけあっていました。そして、誰が指示したわけでもなく、全員が前方の人の肩をもち、テンポを合わせてスタートのゲートまで行進していました。スタートゲートを過ぎるとみんな、自分のペースに切り替え、レーススタート。なんか、みんなが協力し合って無事にスタートをきろうという一体感がとても気持ちよく、私は「いい気分」でスタートできました。そのおかげで、はじめの1kmは自己最速の3分50秒。このままでは、後半バテルと思いながらも、「いけるところまで行ってみよう」とペースを落とさず走りました。
7km地点。
笑ってますが、バテバテでした。
後半ペースが少し落ちましたが、自己新記録を更新。「10km、38分40秒」
エクアドル人ランナーの見事な一体感のおかげです。いいレースでした。

2012年7月24日火曜日

エクアドルの本格寿司

7月21日、22日はグアヤキルというエクアドル第一の大都市で過ごしていました。「DIARIO EXPRESO 10K」という10kmレースに参加するためです。

22日が大会なので21日にグアヤキル入りし、グアヤキルで働いているボタンティアの方と合流しました。その方が、昼食に連れて行ってくれたのが「SUSHI」のお店です。しかも超本格板前寿司でした!SUSHIは「日本」という言葉以上に世界で有名な日本語です。エクアドルにも多くのSUSHIレストランがあります。しかし、日本人からすると、どの店のSUSHIも「金払って食べたい」という気持ちにはなれませんでした。

そんなエクアドルにもありました「本格板前寿司屋」が!
まず、店に入った瞬間感動!
カウンターには刺身の冷蔵庫。そしてキッコーマンの刺身醤油。
思わず「うわ~本物や」と言ってしまいました。
この店は、日本人の板前さんが経営しているお店です。そのため、店の雰囲気の日本のすし屋そのもの。違いは、お客と従業員の目鼻立ちが日本人よりくっきりしてること位です。

そして出てきたのが、刺身と寿司の盛り合わせ!
日本にタイムスリップ。

口に入れた瞬間とろけました。
エクアドルであなたたちに出会えるなんて!感動しました。
写真だけでおいしさは十分に伝わったと思います!ホンマにホンマにおいしかったです。しかも、オコゼの汁物も出てきました。
おこぜ汁
どの料理も上品で美味しゅうございました。お店は、大繁盛!やっぱりホンマに美味いもんは、どの人種も「美味いっ!」って思うんだと確信しました。

あ~、また食べたい。ブログ書きながら、生唾3回飲んでしまいました。

2012年7月23日月曜日

エクアドルのすり鉢

エクアドルも日本と同じようにすり鉢があります!
唐辛子や香草をすりつぶしたりして、スパイスを作るのに使います!そんなエクアドルすり鉢はこんな感じです!
唐辛子ソースの入ったすり鉢
なんとズドーンと石です!そして、すりこぎも石でした!

なんか、かわいくおしゃれで日本に持って帰りたくなりました!日本にも売ってるでしょうか?

2012年7月21日土曜日

エクアドルの電線!

エクアドル政府が現在、頭を抱えて悩んでる問題の一つが「電線」です。

多くの都市の電線は以下のようなことになってしまってます!
わかるでしょうか?電線が絡まってます!この影響で電線がショートし、町中の電気がストップするということがよく起きています!


スパイダーマンもビックリの蜘蛛の巣状態!

首都キトでは、この問題を解消するための一つの政策として、地下に電線を通す工事を始めました!

エクアドルは自然たっぷりの風景、歴史遺産の風景など、人を感動させることのできるいろいろな顔を持っています!その景色をより生かすためにも、この電線問題が改善することを切に願っています!

こんなことを知る度に、「日本の常識って、世界レベルで考えたらすごく高度な事なんだ」と常々感じます!日本凄し!!

2012年7月20日金曜日

エクアドルのカニ事情!

先日、エクアドルに来て初めてカニを食べました!エクアドルでもカニは贅沢な食材です!同僚の家族がカニ料理を振舞ってくれました!どんなカニが出てくるのか楽しみにしていると、

「ドカーン!」とテーブルの中央にカニの山が配膳されました!
さすがエクアドル!大胆!
手のひらサイズのカニです!そのカニを、丁寧に洗って香草と大量のニンニクで茹でます!

各自、ご飯の盛られた皿にカニをのせます。
これぞカニ飯

カニ食いの準備が整いました!そして、スタートです。
しかし、この小さなカニの食べ方がよくわからなかったので、どうやって食べるのか、他の人を観察しました!
食べている様子!
みんなボリボリを豪快に音を立てて食べていました!日本のカニのように「ポロッ」と殻から身を取るなんてことはしません!殻ごと歯で砕いて、身を吸引します!そのため、「ボリボリ」「チュッチュ」の大合唱でした!

身は少ないですが、とても美味しいんです!カニのミソなんか最高でした!このカニミソとビールを混ぜて飲んでる人がいたので、真似てみましたが、二回目はしませんでした(笑)

食べ終わった後は、各自のスペースはこんな感じでした!
「ボリボリ」「チュッチュ」された後のカニさん!
この後、同僚が家族にもカニを食べさせたいということで、カニを買いに行きました!
道端でこんな感じで売られていました!



ブロック売りでした!
1ブロック約30~40匹で、価格は30ドル弱!
夢にカニが出てきそう!

2012年7月16日月曜日

ユニークな信号

先日、グアヤキルという都市でユニークな信号を見かけました。
100m手前。
運転手が「何あれ」と言いました。

多分、直進も左折もできるはず!
しかし、バイクの運転手は、鉄道の信号に従って止まっています。
大型バスは、一番右の信号に従って直進!
バイクも慌てて直進!
多分この信号は、右から直進用、左折用、鉄道用なんだと思います。細かく分けてあると混乱してしまいます!しかも、奥にも同じ信号があり、大変ややこしい!あれは何のためなんでしょうか?
しかも赤で矢印されたら、「左折しよう」という気持ちになってしまいます!

日本の信号って、とても合理的なんだと感じました!日本っていちいち、すごい国です。

2012年7月15日日曜日

やっぱり世界最強 和菓子!

先日、日本の母が和菓子と緑茶パックをエクアドルに送ってくれました。小学生のころ誕生日プレゼントを楽しみにしていたよりも、その荷物が届くのを期待していたエクアドル支部長30歳です。

送ってくれたのは、もみじ饅頭、ようかん、かりんとう、せんべいなどです。家に持ち帰った瞬間、緑茶と共に和菓子を頂きました。おいしすぎて全身の力が抜けてしまいました。

翌日、もみじ饅頭とようかん、そして緑茶を職場に持っていきました。エクアドル人の口に、日本のお菓子は合うか試すためです。私は普段から「日本のお菓子は世界一美味い」と同僚に言っていたので、彼らも楽しみにしていました。

まず、緑茶!
緑茶を飲む同僚!
エクアドル人の口にはその苦味は合わないやろな~と思ってました!
彼女は飲む前に「砂糖は?」と唐突に聞いてきました。「いれるわけないいやん」と心で突っ込んでから、「日本人はお茶に砂糖は入れない」とやさしく指導しました。普段、砂糖をテンコ盛りに入れるエクアドル人だから仕方ありません。

反応は上々!「はじめての味やけど美味しい」という反応が返ってきました。他の同僚も同意見!

次に、もみじ饅頭とようかん。
もみじ饅頭とエクアドル人。
みんな「何これ!おいしい。めっちゃおいしい」と大感動していました。「生地がきめ細やかで、やさしい甘さ!」とまさしくその通りな感想を言っていました。もみじ饅頭、ようかん共に大人気!

和菓子は世界制覇を遂げました。

2012年7月14日土曜日

ユカのパン!

キトで「うま~い」パンを食べました。その名は「PAN DE YUCA (ユカのパン)」です。
PAN DE YUCA。
噂には聞いていましたが、今回初対面!
ユカさんが作ったパンではありません。ユカ(YUCA)という野菜の粉で作られたパンです。
YUCA。
ジャガイモと里芋の中間って感じです。
ユカは、よくスープなどに入っています。私がエクアドルで好きな食材トップ3に入るお気に入りの野菜です。このユカを粉末状にして、練って焼いたものが「PAN DE YUCA」

歯ごたえは、ミスタードーナッツのポンデリングみたいな感じで、味はパンのようなナンのような感じです。ということは美味しいに決まっています。

「こんなにおいしいのになぜ、あまり売られていないのか?」と同僚に尋ねると、「製造工程に手間がかかり難しいから」という回答が返ってきました。

手間暇かけたものは、間違いないんだと改めて感じました。

2012年7月13日金曜日

キトマラソン 2012

7月8日にエクアドルの首都キトで行われたマラソンに参加しました!
このマラソンは、世界で最も高い標高で行われるマラソンらしいです。そんな過酷な条件の中、エクアドル支部長は人生で初めて42.195kmに挑戦しました!

なんとスタートは朝の5時半!夜でした!スタート地点はキトの旧市街の中心地!世界遺産第一号にもなった素晴らしい場所なんですが、危険なので夜にその危険地帯に侵入するのは初めて!

スタート地点に到着すると大感動!大昔にタイムスリップしたような錯覚になる雰囲気のある夜の旧市街でした。これを経験しただけでも価値がありました。
スタート前の様子!私は調子に乗って最前列からスタート!
スタート直後、数えきれないランナーに追い抜かされましたが、自分のペースを守って走りました。沿道には多くの人々!多くのエクアドル人は「CHINITO(中国人ちゃん)」と珍しいアジア人を感じよく応援してくれました。会場スタッフも、私が中継地点を通過するたびに「JAPON」と必死に応援してくれました。中継地点では、ドリンクはもちろんエクアドルバナナも配給されてました。わたしは、中継地点の度にバナナをかぶりつきました。このマラソンは、周回コースを4周するのですが、CHINITOとJAPONの声援と、バナナの大食いのおかげで、4周目にはちょっとした有名人になっていました。
中継地点の様子!
そんな声援とエクアドルバナナのおかげで歩くことなくゴールイン!タイムは3時間35分。30歳~39歳の部では31位。「CHINITO」か「バナナの大食い」の部があれば優勝でした!

次は10月に行われるグアヤキルマラソンに参加する予定です!完全にランニングにはまっているエクアドル支部長です。

2012年7月9日月曜日

エクアドルでラジオ出演!

来週から新バージョンの研修会を予定しています!その準備に追われ、ブログをサボっていました。なぜなら、準備が追いついていいないのです。というか、セリフが覚えられてないのです。エクアドルに来て1年になりますが、スペイン語はまだまだ。そんな私の必殺技は、研修会の原稿丸暗記大作戦です。今までの研修会は、2時間の研修会の内容をすべて丸暗記してやってきました。丸暗記の中江も今回は苦戦しています。

その程度のスペイン語しか話せない私が、先週末エクアドルの首都キトで放送されているラジオに出演してきました。ラジオ名は「AQUI JAPON(ここ、日本)」です。日本大使館で働いている方が中心となって、エクアドルの人々に日本の文化や良さを伝えるために毎月収録しています。今回、それにお呼びがかかりました。

出演者は、ラジオDJと大使館の方、日本に縁のあるエクアドル人、そして私でした。

「生放送ではないし、台本もあるから心配しなくていいよ」という言葉に安心していました。しかし、前日に台本を開いてビックリ。聞いたことのない単語続出。前日の晩は、研修会のセリフ覚えではなく、ラジオ台本の単語調べに追われていました。そして、なんとか自分のセリフを考え、得意の丸暗記。

自信満々で、ラジオの収録スタジオに向かいました。しかし、「台本の内容を変えましょう」と話し合いが行われました。私以外はもちろんスペイン語ペラペラ。みんなその台本変更に柔軟に対応。私一人、本番直前まで、辞書を引いて新しいセリフを考えていました。

そして、緊張する暇もなく本番スタート!
本番前の収録スタジオ。

本番でも、私の脳みそは大忙し!DJは話の流れで台本になり質問を連発!私は開き直って最後の手段にでました。

大使館の方に「今の質問の意味、日本語で教えてください」と日本語でストレートに質問。もちろん収録中です。それを手掛かりに、なんとかスペイン語で質問に答えました。編集が大変です。でも、なんとか収録終了!「CHISTOSO BUEN TRABAJO(面白い笑い話だっとよ。いい仕事したね)」と褒めていただきました。適当に応えなくて、しっかり質問した成果です。(笑)
左から、昔日本の大学で3年間勉強したこののあるIMELDAさん。
収録を終え、満足気なエクアドル支部長。
大使館の方。
さあ、明日から研修会!
今晩も丸暗記大作戦成功にむけ、がんばって勉強します!

2012年7月5日木曜日

子羊の肉

グアヤキルで、ランニング仲間の友人がレストランを経営しているという事で、大会の前日にお邪魔しました。
ランニング仲間の友人。
感じのいいおじさんでした。
決して繁盛してそうには見えない店構えでしたが、次々に途切れなくお客が入っていました。そして、みんなのBORREGO(ボレゴ)を注文していました。

実に感じのいい店主は、「GENKI、BORREGO(ボレゴ)を食え」と強制的にボレゴとライスを提供してくれました。ボレゴとは子羊という意味です。市場で見かけたことはありましたが、食べるのは初めてでした。
手前がボレゴ。

私の目の前に出された子羊の肉。
ボリューム満点。
見た目は100点満点。うまいと確信を持ったままボレゴを口にほうばりました。味はK点超えの120点でした。牛肉とよく似た味です。臭みを覚悟していたのですが、まったく臭みはなくペロリと食べてしまいました。

お店の繁盛が納得できる味でした、ご馳走様。

2012年7月4日水曜日

グアヤキル パレード

 グアヤキルのハーフマラソンの前日、グアヤキル観光をしました。
その途中、グアヤキルのメインストリート「9 DE OCTUBRE」で盛大なパレードが行われていました。今までに見たことのない規模のパレードでした。さすが、エクアドル最大の都市グアヤキルです。
大型トラックの荷台で踊る人々。
エクアドルではよくパレードが行われます。ありすぎて、なんのためかよくわからないパレードもよくあります。

今回のパレードも、なんのパレードかよくわからなかったので、先頭のプラカードを見に行こうと少し足を速めました。その途中、沿道の観客が大きく盛り上がっている場所がありました。そして、カードを見なくてもパレードの意味がわかりました。
交通整理をするゲイ。
服か裸かよくわからない衣装。
なんと、このパレードはゲイのパレードだったんです。エクアドル中のゲイが集まる、有名なゲイパレードだったんです。みんなきれいな顔立ちだったので、本当にわかりませんでした。

「ゲイのパレードもあるんだ~」と感心していると、舞子のゲイも発見。

いい経験になりました!



2012年7月3日火曜日

グアヤキル ハーフマラソン

グアヤキルは、人口330万人擁するエクアドル最大の都市です。海岸地帯で大変アツい地域です。
7月1日日曜日、そのグアヤキルで行われたハーフマラソンに参加しました。

ハーフマラソンのスタート時間は、なんと午前6時。犬もまだ寝てる時間です。
スタート前のスタジアムの様子。
まだ、夜でした。

最近、頻繁にレースに参加しているのでランニング仲間の輪も広がってきました。
今回の大会でも、同じリオバンバから来ているランニング仲間と出会いました。
リオバンバの同じ公園で毎朝挨拶を交わす、ランニング仲間達。
彼らのいつも10人以上のメンバーで、午前5時から6時半まで走っているランニング馬鹿達です。私もランニング小馬鹿なんで、一緒にウォーミングアップをしました。彼らは、ウォーミングアップしなくても、早朝5時半からアツアツでした。

白い帽子をかぶったひげのおやじが指揮を執って、高校球児のような体操を始めました。私は笑いそうになりましたが、周りのメンバーも真剣そのもの。そして、体操が終わりスタート時間が近ずくとみんなで円陣を組みました。そしてオヤジが熱いトークでチームの士気を高めました。初めは笑っていった私も、その頃には完全にマインドコントロールされていました。平均年齢45歳のランニングチームは心も体も準備万全です。

午前6時スタート!

レース中も彼らはすれ違う仲間を励まし合っていました。そして、最後には青春ドラマのようなエンディングが行われました。

先にゴールしたランナーたちは、最後のメンバーをスタジアムの入り口で待ち構えます。そして、チームメイトが見えると、みんなで伴走。「NIEQUE!!(ニエケ)」と声援をかけあい、一緒にゴールイン。
みんなでゴールイン。
彼らは、グアヤキルの気候よりはるかにアツかった