2012年4月5日木曜日

エクアドル人のおもてなし

最近になって、ボランティア活動のサイクルが決まってきました。
月曜日はある複式の小学校で授業実践。火曜日から金曜日は、午後に2時間位、いろいろな学校で算数の研修会を学校の先生相手に行っています。初めて顔を合わせる先生に2時間でいかに自分の思いをスペイン語で伝えられるか、毎回緊張MAXでございます。

3月30日、GUANOのある小学校で行った研修会では、学校側がおやつやパン、ジュースを用意してくれました。
おもてなしの品々。スペイン語でANFITRIÓN(アンフィヒトリオン)といいます。
これは、エクアドルでの会議や研修会では一般的なおもてなしです。主催者などが参加者をもてなすために振舞われます。このGUANOの学校だけでなく、多くの学校でANFITRIÓNをしていただきました。ある先輩隊員は「ANFITRIÓNで研修会の出来が決まる」という言葉を残して、日本に帰っていきました。

本来は、私たちが用意するべきものかもしれませんが、そんな余裕も時間もないのでもてなしたことは一度もありません。いつももてなしてもらってます。

2時間の研修会が終わった後、参加者の先生とコーヒーを飲みながら雑談を交わすのがたまらなく幸せです。もてなしてくれる気持ちと、研修会の緊張から解放され楽しく先生たちと話す時間が私の一番の幸せです。これいい文化やと思います。

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