昼の誕生日パーティー

エクアドルでも４月１日は「嘘をつく日（エイプリルフール）なのか？」と家族に質問すると、不思議な顔をされました。「嘘をつく日」という意味すら伝えるのに一苦労。エクアドルにはエイプリルフールはありません。

その代わり、昨日はパパのパパ（おじいちゃん８７歳）の誕生日でした。私は誕生会は好きなんですが、一晩中続くパーティーがどうしても好きになれません。はやく帰って寝たいと思ってしまいます。
午前１１時頃からはじまったので、「今日は早く帰れる」と思い気分よく参加しました。しかし、昼から始まろうが夜だろうがエクアドル人には関係ありませんでした。

では、長丁場の誕生日パーティーを紹介します。

午前１１時。
到着すると、パパの兄弟がCARNE　FRITADAを料理中。
職人の顔。今日に賭ける意気込みが半端ない。

午前１１時３０分。
ウェルカムプレート。
上記の写真の肉とトウモロコシと豚の皮。できたてのCARNE　FRITADAは絶品。

午後１時。
スープと写真のプレート。うまいしボリュームたっぷり。

昼食後、エクアドル人の大好きなダンスの時間。ここから私が帰った夜８時まで、踊って、飲んで、食ってが永遠に続きました。

午後３時３０分。
誕生日ケーキとゼリーのおやつタイム。ビールの影響もあり、この時点で私の胃袋は限界。

「お腹もいっぱいになったし、そろそろ閉会かな～」と思っている頃に、まさかのメインディッシュ。

午後５時半。
本日のメインディッシュ。パパの兄弟が朝から料理してくれたCARNE　FRITADAがここでも登場。
「もう無理！」

小さい時から、招待された家の奥さんに「ゲンキ君は美味しそうに食べるね～」と言われ続けてきたことが自慢の私も今回だけは無理でした。
大学時代COCO壱番のカレー大食いに挑戦した時と同じ気持ちになりました。そして、わたしと同じ状態になっているのは、実は参加者全員でした。

みんな袋に入れて自宅に持って帰りました。

エクアドル人のすごい所は、ここからまた飲んで踊りまくるところです。私が食べすぎて苦しみながら座っていると「消化するために踊るぞ」とか「ビール飲んだら楽になるぞ」とか嘘ばっかり。「エイプリルフールか！」と心の中で大声で突っ込んでやりました。

このままでは、明日仕事にならんと思い、８時ころ危険地帯から非難し自宅に戻りました。最近、お誕生日会恐怖症です。

酔っ払いとおじいちゃんの孫たち。