本日4月13日、私の住むリオバンバは
「先生の日」でした。スペイン語で
DÏA DE MAESTRO(ディア デ マエストロ)と言います。そのため多くの学校は休みで、先生達は様々なイベントを行いました。
しかし、今朝私のテンションは最低でした。なぜなら大嫌いだった学校のイベントに参加しなければならなかったからです。
私は、今まで30回位いろいろな小学校で算数授業研修会を行ってきました。うまくいくときもあれば失敗するときもあり、毎回緊張MAXで研修会講師を務めています。この大嫌いな学校は、30回の研修中でも最低の雰囲気で途中逃げたくなった所です。その学校のイベントに招待されてしまったのです。行きたくなかったですが、お世話になっている指導主事さんからのお誘いだったので仕方なく参加しました。
会場に着くと、まさかの来賓席に座らされました。そして、ディア デ マエストロのイベントを見物していました。
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イベントの様子。 |
イベントを観察していくうちになんとなく、「先生の日」の意味が分かってきました。どうやら、先生に感謝する日だそうです。子どもたちは感謝の言葉や歌を先生に捧げていました。元小学校教諭の私は、「いい日やん」っと心の中で思いました。
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校長先生が教職員に感謝の言葉をかけながら粗品を渡していきます。 いい日やん! |
そろそろ終盤と思われた頃、サプライズがありました。
いきなり「GENKI NAKAE」と呼ばれ、校長先生の待つ前方に誘導されました。研修会ではあんなにやる気がなかった教職員も拍手で迎えてくれています。そして、「研修会ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」という内容の言葉をもらい、豪華なプレゼントをいくつもいただきました。初めは、心の中で「なんで??????」と思いましたが、あまりに豪華なプレゼントのおかげで「?」はなくなりました。そして、全員から大きな拍手をいただきました。
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プレゼント。手前から人形、キーホルダー、さし棒、感謝状、エクアドルカバン。 |
今、この人形は私の部屋の一番目立つところに飾っています。この人形のおかげで嫌いな学校がなくなりました。
「先生の日」はいい日でした