本日、昼食をとるため、職場の近くの食堂に行きました。そのレストランは繁盛しているため本日もほぼ満席。私は運よくあるテーブルに座れました。私の後にも続いてどんどん人が入ってきます。そして、その人たちは空いてる席にどんどん座っていきます。いわゆる合席です。日本では若干、抵抗のある合席ですが、エクアドル人は全くの遠慮なく合席をします。
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合席の風景。彼ら3人は全くの他人です。 |
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もちろん、私の座ったテーブルにもカップルが座りました。生カップルの生スペイン語が聞けると思い、スープをすすりながらテンション上がってました。
しかし、なんだか重苦しいカップル。なんとケンカ中でした。
私も完全にその雰囲気に飲まれたので、私のテーブルは店内一暗い雰囲気となりました。合席するときのカップルケンカは反則です。
しかし、救世主登場!ある二人組が異常なテンションで入店してきました。
「みなさん、こんにちは。一曲歌わせてください」と言って、いきない演奏を始めました。
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異常なテンションで入店してきた伴奏者と歌い手 |
これも、エクアドルではよく見かける光景です。食堂でゲリラライブを行い、お客からお金を頂くという思い切った商売です。店員も入店を拒否せず、鑑賞しているところが、さすがエクアドルです。一曲終わると、みんなで拍手喝采!
私はお金がないので、もちろんただで鑑賞させていただきました。
そして、
「!BUEN PROVECHO!」と言って、席を立ちました。合席したときなどに、近くの人がまだ食事中であれば
「!BUEN PROVECHO!」ブエンポロベチョ(ゆっくり召し上がれ)と言って、失礼するのがエクアドルの習慣です。
もし、みなさんが南米の食堂で合席したら、
「!BUEN PROVECHO!」というと、手軽に現地人とコミュニケーションが図れます。