2012年10月18日木曜日

レンガの町チャンボ

私はエクアドル、チンボラソ県のリオバンバという町に住んでいます。その隣にある町がCHAMBO(チャンボ)です。チャンボはレンガの生産が盛んなことで有名な町です。品質が良いいのでエクアドル中に出荷されているそうです。

今週はチャンボで算数研修会をしているので、毎日チャンボに行っています。さすがレンガの町チャンボ、いたる所にレンガ工場があります。
レンガ工場。
手前のレンガの壁は、レンガを乾かしている工程の段階。
奥に見えるのが、しっかり乾かしたレンガを焼く窯。
工場見学が大好きなエクアドル支部長は、勝手に無許可で工場に侵入し、レンガか作られる過程を見学しました。工場で働いている人も初めは「なんだこの中国人!!」って感じの反応でしたが、そこは誰でも受け入れるエクアドル人、しっかりいろいろなことを教えてくれました。

工程①
まず初めはレンガのもとになる土作りです。
黒土と木くずのようなものをしっかり混ぜ合わせます。
右が黒土。左が木くずみたいなもの。
チャンボの黒土の品質は最上級なので、いいレンガができるそうです。
工程②
①の土をレンガの型にはめ込んで、ブロックをつくります。

レンガの型。

型にはめてブロックになった土。
まだ水気が多く、手で押したら指紋が付きました。
工程③
②のブロックを以下の写真のように積んで乾かします。ブロックの色が白くなってきたらしっかり乾いた証拠。

しっかり乾いたブロック。
乾かすのに約1週間くらいかかるそうです。
工程④
③のブロックを窯の中に入れて焼きます。10時間位で焼きの工程は完了するそうです。

レンガの窯

焼きあがったレンガ。
これは失敗作なので、少し汚い。

焼きあがったレンガはトラックに積み込まれ、各地に配送されます。
とても有意義な工場見学でした。ありがとうレンガの町チャンボ。







0 件のコメント:

コメントを投稿