エクアドルには
「31(トレインタ イ ウノ)」という食べ物があるという噂を聞き、食いしん坊の私は、情報収集を行い
31に辿り着きました。
私の食べることに関する好奇心と行動力には、自分でも感心してしまいます。この能力を他のことに生かすことができたら・・・と思い続けて30年。31歳までにはその境地にたどり着きたいものです(笑)
31を売っている店はこんな感じでした。
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31を売るおばさん。 |
31とはスープのことでした。さっとく
31を一皿頼みました。
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31。 |
中には、あらゆる豚の内臓が入っていました。肝臓、腎臓、胃袋などなど。お店の人が言うには、とりあえず多くの種類の内臓が入っているから、
「たくさん」という意味合いから数字の
「31」という名前が付いたそうです。それぞれの具の個性が強いスープでした。その中でも一番の存在感を出していたのがチョリソーです。
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チョリソーとは、豚肉を香辛料で味付けした腸詰めです。 |
普通チョリソーとは辛いものです。しかし、このチョリソーは激甘でした。中に黒砂糖がたっぷり入っていたのです。何を食べてもおいしく感じるはずの私の馬鹿舌が
「ウエッ!」と言って、甘いチョリソーを吐き出してしまいました。チョリソーを口に運ぶまでは、おいしかった
31とも、この瞬間に決別してしまいました。しかし、一緒に食べに行ったエクアドル人は「おいしい、おいしい」と言ってすべて食べました。
機会があれば、みなさんも
31を試してみてください。私はもういいです。
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