2012年5月6日日曜日

映画館デビュー

本日、エクアドルで初めて映画館に行きました。最近、リオバンバにできた大型ショッピングセンターに併設されている映画館です。設備は、日本とほぼ同じです。
上映中映画の看板。

切符売り場。
価格は2Dは5ドル。3Dは6ドル。日本の半額位。
館内は大型スクリーンに高度な音響設備!しかも3Dの装備です。私は、日本でも3Dを経験したことがなかったので、初3Dです。
一緒に映画館に行った友人。
3Dようのサングラス。
まさかエクアドルで3D初体験することになるとは。

ある程度、スペイン語もわかるようになってきたので、「理解できるやろ~」と思ってましたが、大きな間違いでした。単語の半分しか聞き取れませんでした。会場のみんなが爆笑しても、私一人だけ笑いに取り残されていました。途中、スペイン語の嵐に疲れて爆睡してしまいました。

苦い映画館デビューになりました。今晩、勉強頑張ります。

2012年5月5日土曜日

パタコン

先日、炭水化物過剰症についての話をしましたが、今回もちょっと炭水化物な話です!
エクアドルには、以下の写真のようなBANANAがあります!
名前はVERDE(ベルデ)。意味は緑色。
名前、わかりやすすぎます!

このベルデを使った料理で最もポピュラーなものがPATACON(パタコン)です。今回、職場の同僚とパタコンを一緒に作りました。最高においしかったので紹介します。

① ベルデは、BANANAのようでBANANAではありません。皮は包丁でむきます。

② ベルデ(緑色)をはがされたベルデ。
バナナというより、ジャガイモに近い感じでした。
炭水化物が多く含まれているそうです。

③ けっこう分厚めの輪切りにします。見た目はバナナですが、切った感触は完全にイモでした。

④ ③を油で揚げます。
⑤ 表面がきつね色になったベルデ。
⑥ ⑤を木の板などでムニュっとつぶします。



⑦ ⑥を再び油であげます。
⑧ 最後に塩をふって完成。
エクアドルでは、このパタコンがライスと一緒に出てきたりします。ジャガイモに似た味なので、フライドポテトのような感じですが、若干違います。ジャガイモとバナナを足して、2で割ったフライドポテトって感じです。大変、想像しにくい説明で申し訳ないですが、間違いなくことは、「めっちゃうまい」ってことです。

日本に帰国したとき、パタコンが恋しくなることは間違いないと思います。日本でベルデは栽培されてないんでしょうか?大変気になります。

2012年5月2日水曜日

エクアドルのジャガイモ屋

エクアドルには、ジャガイモだけを販売するジャガイモ屋が数多くあります。スペイン語では TIENDA DE PAPA(ティエンダ デ パパ)といいます。TIENDAは店、PAPAはジャガイモという意味です。
ジャガイモ屋①
奥の袋の中は全てじゃがいも。

ジャガイモ屋②
奥には大量のじゃがいも。
店の人はじゃがいもに包まれて寝ています。

ここのマーケットでは、こんな感じのお店が10件近くならんでいます。ジャガイモパラダイスです。エクアドル人はとにかくジャガイモをよく食べます。とくにフライドポテトが大好きです。

今晩の我が家の食事も、ジャガイモだらけでした。

はじめに、ジャガイモとライスとグリーンピースが入ったスープ。
次は、ジャガイモと卵とレモラチャとごはん。
この写真をみて、炭水化物の多さに驚いた方は多いと思います。エクアドル人は、炭水化物をおかずに、炭水化物のご飯を食べます。

エクアドル人は、肥満が多いです。この原因の一つは、炭水化物の大量摂取らしいです。炭水化物は、キャパシティを超えてしまうと脂肪として肝臓に蓄積されるそうです。

PAPAを食べすぎて、パパみたいにならないように気を付けます(笑)

あと、どうでもいいことですが、明日から3日間出張研修会に出かけますので、2,3日ブログはお休みします。

2012年5月1日火曜日

エクアドルの靴修理屋

スペイン語圏では、パン屋はPANADERIA(パナデリア)、本屋はLIBLERIA(リブレリア)など、語尾にRIA(リア)が付きます。靴はZAPATOSなので靴屋はZAPATERIA(サパテリア)です。このZAPATERIAは、靴の販売よりも「修理する店」ってイメージです。

私が年明けに購入したランニングシューズが、なぜか穴だらけにになっていたので、サパテリアに持っていきました。初めてのサパテリアは、独特の雰囲気ででした。修理中の靴と皮がたくさんあり、店内は皮の匂いで充満していました。「店主に写真をとってもいいですか?」と尋ねると、お願いもしていないのに、帽子をとってポーズをとってくれました。
穴だらけの靴と笑顔が素敵な店主。
ほんまにいい感じのおやじでした。
エクアドル人には珍しく商売っ気があり、感じがいい店主だったので安心して靴を預けました。そして、後日、店を伺うと6つの穴は綺麗にふさがっていました。しかも、修理代金は3ドル(240円)の破格でした。おやじやり手です。

その日、さっそく修理したての靴でダンス教室に行きました。そして、レッスン終了後、ふと、足元をみると・・・・・。
ダンス後の靴
穴から、なんか出てきてました。オヤジの笑顔と3ドルということで許します・・・。

2012年4月30日月曜日

エクアドル学生の日本語弁論大会

カトリカ大学で行われた日本文化イベントのメインは「日本語弁論大会」です。
日本語学科の学生が、日本語で自分の将来についてスピーチします!
こんな感じ!
けっこう立派な大会でした。
私たちボランティアは、本大会に出場するため選考会にも参加しました。本大会の審査委員は日本大使館の人々が行いました。どうやら、高尚な大会だったみたいです。

この大会を視聴して思ったことは二つあります。

一つ目は、外国人が日本語を話すことの難しさです。みんな上手くスピーチしていましたが、エクアドル人が日本語を話すことの困難さを改めて感じました。だからこそ逆に、習字に対する興味、関心が大きいのだと思います。

二つ目は、外国人が日本に興味を持ってくれていることが大変心地よいということです。自分の国の文化に興味を持ってもらうことはこんなにもうれしいものなのだと感じました。今後、エクアドル人とコミュニケーションを上手くとっていくためにも、私自身、エクアドルについてもっと勉強していかなければならないと感じました。

優勝者のスピーチの内容に、「言葉は異文化を結びつける」という内容がありました。
エクアドル支部長、本日から心を入れ替えてスペイン語勉強がんばります。

最後に、時間のある方は3位を獲得した学生のスピーチを聞いてみてください。迫力満点です。




2012年4月29日日曜日

カトリカ大学での日本文化紹介

本日、エクアドルの首都キトにあるカトリカ大学で日本文化紹介イベントが行われました。カとリカ大学には日本語学科があり、多くのエクアドル人が日本語を学んでいます。

イベントには様々なブースがありました。
折り紙コーナー

日本語学科の学生のコスプレ。
この衣装は、豊臣秀吉をイメージしているらしい。
どこが???

着物体験コーナー。

お好み焼きコーナー。

その日本語学科に、日本人の先生がおり、エクアドルのボランティアに声がかかりました。みんな各ブースで大活躍。

私は、そのイベントを盛り上げるべく、習字コーナーで、得意の「当て字」を行いました。
こんな感じのブース。
一人一枚0,5ドル。けっこうな額にもかかわらず、行列ができました。

まず、名前を聞いて、当て字を書きます。
GUSTAVO(グスターボ) → 具数多球

字の説明をスペイン語で行います。
具 → 具体的な
数 → 数の
多 → 多くの
球 → ボール
こんな適当な当て字でも、心を込めて書くと喜んでもらえるものです。この習字コーナーで、相当な売り上げを記録しました。日本文化のパワーを感じました。日本人でよかったと心底思いました。

明日は、この学生達の弁論大会の様子について書く予定です。

2012年4月28日土曜日

エクアドルの誕生日会


先日4月26日は私の30歳の誕生日でした。
2年前までは、まさか30歳の誕生日をエクアドルで過ごすことになるとは夢にも見ていませんでした。そして、こんなに大人の貫禄がないまま30歳に突入するとは思いもしませんでした。

そんなエクアドル支部長は、この日二つのエクアドルの誕生日文化を経験しました。
26日の朝、職場の同僚が手作りケーキを作って登場。そして同じビルの同僚達が集まってくれました。日本と同じようにバースデーソング、ろうそく消しの順序でしたが次が違いました。

同僚が「ゲンキ、写真撮るからケーキにかぶりついてるみたいにポーズをとって」といいました。そしてポーズをとると、二人かかりでケーキに顔を突っ込まれました。
ケーキまみれの30歳
これは、MUERDE DE PASTEL(ムエル デ パステル)という、ケーキに顔をうずめる文化です。私の皮膚油がついた部分は、私一人で食べました。

その日の夜、エクアドルの友人がお祝いしてくれました。みんなで、たっぷりお酒を飲んだ後、CUERIAR(クエリアール)というお祝いをしてもらいました。
みんな皮ベルトで、誕生日の人のケツを誕生日の数だけたたきます。
現在、私のケツはくっきりベルトの後がついてます。
昨日は、お酒の影響で感覚が麻痺していましたが、本日、最高に痛いです。

エクアドルの誕生日文化を二つ経験できた30歳のバースデーは、一生忘れられない一日になりました。